家の可愛い魅惑のもったりボディさん一代目だ。
ちなみに二代目はみくり嬢である。

あにゃこはちょっと寄り目の丸顔さん。
出会いはもう10年前になるんだな。
当時の母のパート先であった運送会社の倉庫に突然現れた。
翌日には捕まえて山に捨てられてしまうとのことで、急遽捕まえに行った。
数ヶ月後には今の家に引っ越すことが決まっていたので、かわい子ちゃんが一人増えた所で問題ないだろう!と悩むことなくお迎えすることにした。

写真下が迎え入れたその日の写真。
顔面センター感が著しいあにゃこが可愛い!お迎えして体重マシマシになり冬毛子だぬこになって益々可愛くなった^ ^
トイレ前は必ず「ルッルルーーーーー!」と言いながら全力ダッシュをしていた姿を思い出す。
ダッシュ時はもちろんイカ耳状態。
見てるとニヤニヤしてしまう。
こじんまりした体でやることなすこと可愛いかった。
そんなあにゃこに夫婦ともお迎え当初からメロメロだった。

2年前の9月の終わりからグレの調子がガクっと悪くなり、グレは直ぐに寝たきり状態になった。
介護は全然辛く無かったけど、グレとの別れが刻々と近づく日々に心がいっぱいいっぱいだった。
そんな中で、ふと10月20日の19時過ぎにあにゃこを見るとなんだか小さくなっていることに気がついた。
いつもぬるぬるとした毛もなんだかバサバサしている。
あにゃこの体を触るともったりボディだった体は確実に痩せていた。
慌てて医者に電話し、日曜の夜だったけど急遽診てもらえることになり、急いで病院に向かった。
診察、血液検査をしてもらったところ腎臓の数値が計測器で測ることが出来ないほどの悪い数値が出てしまった。
いつからこんなに痩せていたんだろう???!
何で!!?
こんなに痩せちゃっているのにどうして気づけなかったんだろう!!
結局あにゃこは入院(5日間)・通院を経て病院に駆け込んだ日から20日間でお別れになってしまった。
良くなればあと1、2年は一緒に居れるかも!とお金に関しては一つもケチらなかった。
もの凄い勢いで諭吉さんが飛んで行ったけど、後悔は一つもない。
即入院も決断し、ほぼ毎日の通院、強制餌食や投薬、自家補液も朝晩頑張った。やれることは全部やった。
少しでも良くなるように!と。
が、それがあにゃこにとって良かったかと言うと………今思えばきっと違ったんだろうなと思う。

あにゃこが腎臓病になるまで、猫に腎臓病が多いことも知らなかった。
ワクチン接種は毎年していたけど、血液検査をすることも無かった。
血液検査は自分からするものではなく、調子が悪くなって病院に行った時に、先生に言われてする、と言う感じだった。
有難いことに大きな病気になったことが無かったのだ。
あにゃこのお陰で猫にとっての血液検査の重要性を知ることが出来た。

あにゃこありがとう。
嫌なこといっぱいしちゃったね。
許してくれるかな???
可愛い家のこじんまりさん。
可愛い可愛い。ずっと大好きだよ。
16日が命日なんだけど、後悔だらけで、打っているだけで泣いてしまって中々up出来なかった。
『何やってんの!取り敢えず私のボディを撫でなさい!!』
ってあにゃこに怒られそうだ。
情けない母ちゃんでごめんよ……。
今いるあにゃこの弟、妹達はあにゃこのようにならないように、気をつけて見ていくからね。
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