将来の夢は『猫になること』。
幼稚園ならとにかく、小学生になっても結構本気で言い続けているのがちょっと心配。
そんな娘が猫を飼いたいと言って、ネコジルシに登録したのが、2021年のクリスマス。
気長に様子を見てみようと思ってた1月9日。ふと覗いたとき、ご近所っぽい地名で4カ月の男の子で甘えん坊という子を見つけた。
他にもそのときお気に入りに入れてた何匹かと一緒に見せると、娘もこの子が一番気になると言う。
夫にも見せると「『応募』ってしてみれば?」。
初めてのことでどういう流れになるのかもよく理解出来ていない状態で不安だったけど、とりあえず足を踏み入れなければ始まらないよな、と応募のメッセージを必死で打って応募ボタンを押した。
数時間後にとても優しいお返事をもらって、すごく安心した。
メッセージのやりとりをしてるうちに、次の日の10日にお宅にお邪魔して、その子に会わせてもらえる話に決まった。
こんなに話がすぐ進むと思わなくてびっくりした。
10日、家族でお邪魔させてもらって、その子に会った。
『まだ怖がり』という説明文もあった通り、おびえているのがよくわかった。耳は伏せっぱなしだし、お部屋のすみっこに小さくなってるし。
でも抱っこさせてもらったり、ゆっくり時間をかけてチュールあげさせてもらったり、おもちゃで遊ばせてもらったりしているうちに耳はだんだん普通にもなるようになった。
おとなしく抱っこさせて撫でさせてくれるけど、たまに逃げ出して、ものかげに隠れるけど、ピンとした耳はずっと見えててたまにこちらを観察している目も見える。
すごく気になってくれてるけど、怖くて一生懸命様子を見ているように見えた。
その姿を健気に思った。
募集者さんには数週間かけてだいぶ馴れているようだったし、きっと時間をかけて害がないとわかってもらえれば、うちでも馴れてくれると思った。
娘も同じ気持ちだったようで、とても気に入ったようだった。
募集者さんとよくお話して、里親になれることになった。
しかもうちに連れてきてくれるのは、約一週間後。
正直、応募をして同じ子にも何度か会ったりを何件も繰り返して、譲渡会とかにも足を運び、ご縁があれば、里親になれるものなんだと思ってた。
即日決まるものだとは考えてなかった。
そしてその約一週間後が、まさに今日。
それまでに、慌てて必死に準備をした話等はまた今度。
とりあえず、簡単に今日までの流れ。
彼の名前は長年猫派だった私が二十年あたためてきた名前を、家族に了承してもらえた(押し切った?)。
彼はマタムネ。
1日目。まだケージの中。の、トイレの中。
チュールは食べてくれた。
「できるだけ放っておいてあげて」と言っても娘がちょこちょこ撫でたりおもちゃでかまうため、伏せた耳は落ち着いたものの、ケージにごはんは入れたけど鼻をフンフンしてたものの食べず。食べないまま1時間経過。
できるだけ見ないように心掛ける。

最近のコメント