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2020年夏から胃ろう給餌で頑張っていたごまが、2022年1月21日に痛みや不快感から解放され旅立った。
16歳8か月。
自分の気持ちを整理するために、取り留めないが記しておこうと思う。
11月 徐々に痩せ始める
12月 吐く回数が徐々に増える。冬なのに寒いところに行きたがるように。
1月17日 定期健診の血液検査の結果、甲状腺ホルモンと腎臓の数値が良くないとわかる。
潜在的な病巣を探るために、甲状腺ホルモンを抑える薬を処方される。
19日水 元気がなくなり、水ばかり飲むように。
20日木 状況変わらず。
21日金
「明日、先生に診てもらいに行こうね」と約束して、
「ママもう寝るよ!寒かったらおいで」と言って消灯。
数分後に他の子かと思うくらい元気な声で一声「にゃぁん!」と。
思わず「ハイ!」と返事をして様子を伺っていたら、ガタガタと音がする。
見に行ったらシステムトイレの中から出られなくなっていた。
怖くなって
「だいじょうぶだよ」
「ママここにいるよ」
と抱き上げたら、痙攣が始まる。
顔を覗き込んだら、もう瞳孔が開き始めていて。
「ごまちゃん頑張ったね」
「ごまちゃんありがとう」
「ごまちゃんごめんね」
なんて言ったと思う。
苦しそうに大きく息をしながら数回痙攣して、そしてもうどこにもいなくなってしまった。
年末ごろから、何となく17歳にはなれないんじゃないかって思っていた。
でも現実に起こるとどうしても受け容れられない。
お互いのそれこそ病めるときも健やかなるときも、いつだってそばにいたんだから。
人間だったらまだ高校生。悲しい。寂しい。
有り得ないほど冷たくなっていく体を、さらに冷却材で冷やさなくてはいけないつらさ。
忘れないでほしくて、私のパジャマを着せて、手紙を持たせてお骨にしてもらった。
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亡くなる前日のごまちゃんと、骨になったごまちゃん。
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