次の猫…何女目?
何女目でもこの際かまわないぐらい猫増えました(笑)

この子達…まるちゃんが脱走した時に作ってきた子達(笑)
避妊手術の予定も入っていたのに…(T_T)
孕んでしまったものは仕方ない!
立派に家で産ませよう!と決心して産まれてきた子達。
子猫は4匹産まれました。
ある程度大きくなりカリカリも食べれるようになってから、里親募集。
すぐに運良く見つかりました。
ただ1匹は、3ヶ月たっても水も飲まない…ご飯も食べない(カリカリも離乳食も)…いつもハァハァ言ってる。
体つきが何かおかしい。
でも、遊びたがって遊ぶがすぐに休憩…
そんな状態だったので、里親募集は一旦やめてこの子だけは家で面倒を見ることにしました。


すぐに、病院に連れていき見てもらいました。
病名「漏斗胸」
それも、かなり酷いバージョン…
みぞおちの所が極端に凹んでいて、心臓の位置も変わり、食道の圧迫…
そりゃーご飯食べないはず
カリカリどころか、離乳食も親指に乗せたのをひと舐めか、ふた舐めだけ…
息もしにくいから、すぐにハァハァ言うはず!
この時は、いつも見てもらっている先生では無理と言うことで、この子だけ担当医を医院長に変更。
最低、3キロ近くなるまで頑張って欲しい。そしたら手術ができる。と言われました。
ただし、莫大な金額になるだろうとの事…
なんかですね、手術の内容がこの時学会で発表されたばかりの手術方法…
だから、東京から知り合いの先生に来てもらう予定だったらしく…
手術と言うのが、みぞおちの所に外からプレートをつけて、体の中の骨と外のプレートを繋げて、外のプレートで骨を引っ張る…
術後は見た目はとても酷い。と、医院長談。
漏斗胸の骨は、紐でプレートの方に引っ張る…?
学会で発表されたのは犬に対しての手術?
猫にも適応?
ちんぷんかんぷん(ⅹ_ⅹ)
でも、先生?手術代莫大なんでしょう?
払えないかもしれません…と正直に言いました。
そしたら先生は、
(先生は口は悪いけど腕は確かです(笑))
「払えないと思うよ。だからこの猫、僕にちょうだい。僕のねこにするよ。
そしたら手術代もかからないでしょ?僕の猫を僕が手術するんだから」
と、一瞬では理解できないことを提案してきました。
「手術までは、〇さん(私の名前)がこの子を育てて。
手術上手くいくか分からないから、上手くいったら〇さんにこの子返すね。」
「あと、1ヶ月に1度はレントゲン取りに来てね。
3キロ近くなったら手術するから。あ、僕の猫だからレントゲン代も要らないよ。診察代500円だけ払ってね。」
「もし、手術前にこの子に何かあっても、それはこの子の運命だからね」
なんか、まぁ、男前な発言でした。
悩みましたが何もしないでご飯も食べられないまま、下手すれば虹の橋に渡るかもしれない…
それならば、先生に全てを託そう。と思い先生の意見に従いました。
だって、私では何も出来ないから…

3キロ近くなるまで、しっかり遊んでました(笑)
本当は安静にと言われてましたが、1番遊ぶ時期に安静になんかさせれません。
結果……
3キロ近くになった頃、レントゲンを撮ってみると…
まぁ、びっくり!
漏斗胸がほぼ治ってました(笑)
先生もびっくり!
学会に発表できるレベルの漏斗胸だったのに、キレイには治っていません。ただ、手術するまでないぐらいになりました。
奇跡でした( *´꒳`*)

今ではうちの中では1番愛想がよく、1番走り回っています。
もうすぐ2歳…
相変わらずカリカリは食べませんが、カリカリをふやかして潰して、缶詰を少し混ぜたものを食べてます。
少し大きいのを食べると詰まるのか、すぐに吐きます。
やはり食道などは細いままなんですかね。
いつもお客さんを出迎えてくれてありがとう!
うちの1番のムードメーカー!
年功序列も関係なくお姉ちゃん猫たちに手を出して怒られてます(笑)
たくさん長生きしてね。
ちなみに、この子は私が羊膜剥いで胎盤とって、へその緒を切りました。
外で産まれていたら、すぐに虹の橋を渡っていたと思います。
助かった命、大事に育てて生きたいとおもいます。
何女目かわからなくなりましたが、9匹目です。
あと1匹、そのうち紹介させてください。
長々とありがとうございました。
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