渚先生の哲学講座の時間です。
渚先生、アインシュタインさんの相対性理論について
サクッとお願いします。

『長いヒモがあるから、短いヒモが認識でき
短いヒモがあるから、長いヒモが認識できる』
え?
それだけ?相対性理論ってものすごくシンプルな事だったんですね。

渚先生、相対性理論はどのように役立てたらいいですか?
『相対性理論をもちいて物事の両端を理解する。』
もう少しわかりやすくお願いします
『熱湯と冷水を知れば、自分がその時に必要な温度を決めやすいよね。
夏や冬に珈琲が美味しく感じる温度、気持ちいいお風呂の温度。
そういうことさ。
両端のどちらにも偏らず、自分の落としどころ(正義)を決めれる。
右と左を知らなければ中心がわからないように、両極を知らなければ中道がわからない。』

なるほど。
その時、注意する事ってありますか?


『それぞれに自分の価値観があって
自分の価値観によって正義が決まる。
みんな自分だけの『正義』を持ってる。
僕に僕の正義(中道)があるように
君には君の正義(中道)がある。
私は人の正義には介入できないし、
人は私の正義には介入できない。』
『だから、正義っていうのは振りかざすものじゃないんだ
自分の指針とするのものなんだよ。
相対性理論でいうとね
自分の正義を振りかざした瞬間に
他者の正義は『悪』となってしまうから。
そこは注意しないといけないね。』

なるほど。
相対性理論、聞いたことはあったけど
こんなにシンプルな理論だったとは
思いせんでした。
右があるから左がある
右を認識することで左を認識できる
そうすることで左と右の間まで把握できる
なるほど、なるほど
今日は渚先生から
アインシュタインの相対性理論と
人生のタスクを同時に教わりました。
次回は宗教学『牧師と神父について』をお届けします。
それでは皆さま
さよならっさよならっさよならっ。

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