
今日はごまちゃんの49日だった。
ごまちゃんは今どこにいるんだろうな。
生き物は死んだらそれでおしまい、ものになる。
自分の死について考える分には、それがいいと思っていた。
その更に先があるなんて、考えただけでも疲れてしまう。
ただ、それが子供達だったら。
ごまは、死んでものになったとは思えない。
ものになって、焼かれて、ただの骨になった。
そうは思えない。
あんなにたくさん一緒の時を過ごしたのに、それがもう、自分の記憶の中にしかないなんて。
ごまちゃんの祭壇に毎朝供えていた、生前胃ろう給餌で使っていた、
粉にしたフードは、49日の前にもう無くなってしまった。
もう粉にする必要はないんだ。。。
朝も全然忙しくない。
30mlのシリンジ3つ。
ペーストにしたフードを、5分かけてゆっくり入れていく。
それを日に3回。初期は4回。よくそんなことしていたな。
ごまちゃん。
ごまちゃんがいないから、猫砂もフードも全然減らないんだよ。
Amazonの定期お特便をさ、今月はパスしたんだよママは。
隔週で通っていた病院も、あんこの薬取りに行くだけなんだ。
ごまちゃんを連れていないと、先生たちもなんだかよそよそしく感じるの。
会社のガチ猫勢上司に、数日前にようやくごまのことを話せたよ。
「なんで早く言わないの」って怒られたよ。
やっぱり、受け容れられなかったんだよな・・・・。
ごまちゃん。
ママは何とかやっているよ。
だって仕事行かないわけにいかないしさ。
幸か不幸か、すぐに繁忙期が来たから、仕事中はもうごまちゃんを思い出さない。
ママにはほかにも大事な子がたくさんいるしね。
ごまちゃん。
「死んでもそばで見守り続ける」
「いつまでも家族の心の中で生き続ける」
「また生まれ変わって戻ってくる」
こういう言葉を生んだ先人達も、今のママみたいな気持ちを抱いていたんだろうな。
ママはただただ、ごまちゃんはもう、ママの心の中にしかいないんだな、って感じる。
ごまちゃん。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ママつらいよ。

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