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うちでFIP治療に使っているのは、GS441524という注射薬です。個人輸入です。
(↑お肌の美容液ということになっている。カモフラージュされてます。)
GSというのはお薬の名前ではなく、会社のイニシャルで、数字は単に番号。
つまり名前はないのです。
なぜかといいますと、ココの会社は人間用の新型コロナのお薬「レムデシビル」を作っている会社でして、GS441524よりもレムデシビルを売りたいんで、製品化しないんだと。
FIPもコロナウイルスですから。猫ですけど。
GS441524を研究していた博士(アメリカ人)は、がっかりしたと思う。せっかく開発したのに。
で。コピー大国に流れまして、誰かが猫用に作っちゃったんですね。
そのおかげでたくさんの猫さんが助かりましたが、未承認で闇ルートで販売なので、質の悪い薬でぼろもうけしたりした人もたくさんいるようです。
現在は人間の新型コロナの薬が急ピッチで開発されており、数年すれば、それを猫に転用するようになるでしょう。
承認された薬が入ってくれば、未承認の薬は廃れてくるんでしょうね。
千葉の獣医さん(佐瀬先生)が、人間用の飲み薬「モルヌピラビル」でFIPの治験を始めました。
させっち先生はなかなかおもしろい人でして、Youtubeでも詳しく説明してくれています。
ラインで相談ものってくれます。
https://agora-web.jp/archives/2055586.html
Covid-19の研究がネコの命を救う --- 佐瀬 興洋
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