なんというか、グラフです。(-_-;)
「そんなの、どーでもいいじゃないですか、もうウンザリです~」
はい、そうかもしれませんが、ほんとちょっとだけです。
自治体の愛護センターや保健所などが扱った分の統計です。
環境省のページから移しています。
全国の犬・猫の引き取り数の推移

棒グラフのオレンジ色が猫ちゃん、水色がワンちゃんです。
棒の高さは年々右下がりに低くなり、引き取り数が減少していること
が判ります。
(でも、よく見ると水色のワンちゃんは順調に減少してますが、
猫ちゃんのオレンジ色はすんなり減少してきたわけではありません。
これは面倒なので置いときます。)
この引き取り数のグラフは、殺処分数のグラフによく似ています。
全国の犬・猫の殺処分数の推移

っていうか瓜二つですね。つまり、引き取るということは殺処分する
ということでありました。
で、わたしがこのグラフを見て疑問に思ったのは、「引き取り数の減少は如何なる理由によるものか」ということです。
引き取るべき猫ちゃんが、殺処分によって巷から減っていったからでしょうか。
猫ちゃんは減ってないが、引き取ってもらいたいという世の中のニー
ズが小さくなったからでしょうか。(猫ちゃんを殺処分するなんて、か
わいそうじゃないか...等々、意識の変化も)
それとも、巷から猫ちゃんが減ってるわけではなく、引き取って貰い
たいというニーズもそれなりにあるのだが、保健所などが引き取りを
拒むようになったからでしょうか。
他にもあるかもしれません、いろんな理由が重なっていたことも考えられます。
わたしは、保健所などが引き取りを拒むことが出来るようになったことが大きいと思っています。
みなさんご存知の通り、現在自治体の保健所などが引き取りを拒否出来るのは、平成24年の愛護法改正によるものです。
(それまでは、一部を除いて飼い主・所有者からの引き取りを断れなかった)
その前の平成17年の改正で、引き取り業務の委託先について、「動物
の愛護を目的とする団体」を委託先として明示することになったそう
です。
平成17年の時点で、自治体による引き取り・殺処分を転換する方針は固まっていたのだと思います。
全国の犬・猫の返還・譲渡数の推移

このグラフは自治体による譲渡数の推移を表したものです。
保護団体、ボランティアなど民間の数字は含まれていません。
っていうか、そもそも民間での統計がない。(^_^;)
だけど、現在民間での「引き取り」数や譲渡数が、自治体のそれをは
るかに上回ることはたしかだと思います。
保健所など自治体の引き取り減少によって、保護団やボランティアがその受け皿になっている、わたしはそう思ってます。
ヤマシャクヤクです。ボタン科の多年草です。山に生えてます。
どこにでも生えてるわけではないので、出逢えたらラッキーですね。

画像は山ではなく、うちの庭です。鉢で栽培してたものから種が溢れて生えてきたものです。30年ほど前に購入した一本の苗、あんまり殖
えていません。鉢と露地、合わせて7本ほど。(-_-;)
最近のコメント