まだ会える気がして、どこかにいる気がして…
そんなことないのは、わかってるのに…
ふと、シェルターで同部屋のパンくんや三郎はどう思ってるのかな?
たぬき顔が可愛い三郎は、シャーシャーしてもピーポーの迫力には及ばす🤣

三郎「なんだと💢」
たまたまねこけんの猫捕獲器に入って、餌やりさんからの依頼で去勢手術をして、そのまま保護になった三郎、ね、話しを聞かせてよ
三郎の特徴;地域猫「虎丸」として可愛がられていた
TNRの猫捕獲器に二回も入った強者
同時期、たぬき、ハクビシンも入る(後リリース)
猫は好き、でも♀猫には弱い
三郎」「いつもごはんをくれる庭のじいちゃんはオイラの顔をみると
「いっぱい食べろよ」って食べるもの出してくれた
けど、じいちゃんがいなくなると、
しっぽが太いの(たぬき?)や顔の真ん中に白い線がクッキリのヤツ(ハクビシン?)がきてさ、そいつらも腹ペコなのがわかるからオイラわけてやったんだ、腹ペコってつらいからさ」
シェルターでも、パンくんにウェット取られても、どうぞの三郎だもんね
三郎「ある日、うまそうな臭いにつられてシッポの太いのが、ガシャン!て捕まって、でもすぐ出てきてさ、うまかったぞって!
それ聞いて顔に白い線のやつが、よしって入って行ってガシャン!また捕まったけど、腹いっぱい食べたら出してもらえたんだ。
あの音は怖かったけど、その日はじいちゃんなかなか出てきてくれなくて腹ペコで、つい一口食べて逃げようと思ってあの箱に入ったら、オイラ一口で止まんなくて、全部食べてたら、あっ、ガシャン!て、捕まっちゃった」

三郎「しっぽがでかいやつも、顔に白い線のヤツも捕まったけど、出してもらえたし、そのうちオイラも出してもらえるかなと思ってたら、
いつもおいらにごはんくれるじいちゃんが覗き込んできたから、あっ助かった、じいちゃ〜ん!て鳴いたのに、
じいちゃん、知らない人にペコペコ頭下げててさ、なんかやだなぁ、と思ってたら、
オイラは、知らないとこに閉じ込められた…
たがら、オイラは誰も信じない、じいちゃんもいなくなった、人間なんてそんなもんだ!」
うん、シェルターに来たばかりの頃の三郎のヤサグレ具合は、よく覚えてるよ🤣

三郎「だけどさ、この部屋のパンの兄貴は、こうすれば人間は安全な寝場所と美味しいものをくれるって教えてくれた。
ピーポーの兄貴は、オイラたちには優しくて、パンの兄貴が強めにじゃれついても怒らないから、オイラはときどきふたりの間に割って入ったりしたんだ。
ふたりともオイラには優しかったから、だんだん、ここも悪くないかも、と思えてきた」

三郎「オイラ、パンの兄貴みたいにデレるのは性に合わないもんだから、ピーポーの兄貴のマネしてみた。
ピーポーの兄貴は、人間に毅然と「来るな!触るな!」と威嚇する、あのシャーはカッコよかった。最初はなかなか「シャー」って声が出なかったけど、人間がのぞき込むたび「シャー!」してたら、へへ、出るようになった、ピーポーの兄貴のカッコいい目付きはムリだけどさ」

そうだね、ピーポーは唯一無二だもんね
三郎「人間なんか信じない、けどさ、ピーポーの兄貴がどんなにシャーしてもここに来る人間は、嬉しそうな顔するんだ、
あの顔は覚えてる「いっぱい食べろ」ってごはんくれるときの、じいちゃんの顔だ、じいちゃんはごはんくれたんだよな」
三郎は、やっぱり優しい子だね
三郎「ここも悪くないのかな、
それにしても、ピーポーの兄貴は戻ってこないけど、どっかでしあわせだといいなぁ」
(お世話ボラの妄想日記でした☺️)
三郎も絶対にしあわせにするからね!
☆ありし日のピーポーと三郎
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