お盆のお迎えが私のほうでは明日です。
母のお迎えは義姉が行ってくれるそうで、
私は送りの役で15日に行ってきます。
8月のこの時期は、お誕生日が混んでて・・・
6・12・13・15・17・30
と、身内の誕生日が以上です↑
その中で、3人もうちの家族^0^
ていうのは、まあ、いいんですが・・・
猫話として、
猫白血病で亡くなった方のブログを拝見して、
もう、涙が止まらなくて・・・><;
お盆で亡くなった人の魂の頃なので、
こんな話もいいかな、なんて。
うちのコ、ワンコいれて、10頭。
私はこの10頭よりも先に逝くわけには絶対いかない!
ということは、10頭、10回、
看取る悲しみを乗り越えなければいけないってこと?
なんだよね。
覚悟の上ですが、
猫白血病の方の闘病と最後を読んで、
こーいう思いを10回、するんだなぁ 私。。。
母の癌での最後を世話した時、あの辛い思いを10回、経験するんだろうなぁ・・・
その前にきっと父のもあるだろうし。
10回、11回、そんな経験を乗り越えた私って、
きっと 疲れ果てて 放心してるか
もういいや、人生に悔いなし!と変な満足感にでも浸って
あっけなく自分が逝ってしまうかも・・・
なんて、妙に切実に考えた んです。。。
今は、ワクチンだー病気だー具合悪いー大変だー
なんて、獣医さんに飛んでっているけど、
重大だー死んじゃうー!
てな思いの日が来るんだろうな・・・
10匹いるけど、どの子もみんな可愛い。
母の時も胸が張り裂けそうだったけど、
この10匹のコ達、同じように張り裂けそうな思いになると予想するだけでも、自分が怖い。。。
今、このコ達を見ていて、そんな最後なんて想像もつかないんだけど
私が飼った、責任はちゃんと果たすからね。
ママがついてるからね。
絶対 絶対 頑張るよ。
張り裂けそうな思いになっても、できることを全力でしなくてはならない状況に、頑張るよ。
10頭の宝石の輝きが無くなった時の自分を考えるほうが
とっても怖い。
このコ達は私以外 頼るところがないんだもの。。。
どんな私でも一筋に甘えてくれるこのコ達が愛しい。
結婚前の話なんですが、
実家で犬を飼ってました。
色々な動物を飼いました。
父も母も動物は好きでした。
私の動物好きのお願いで色々な動物を飼ってくれました。
いろいろな経験、思いをしました。
嬉しい事も悲しいことも。
私が学生の時、兄がひかれそうになってた子犬を車から降りて助け出してきました。
その犬を私は可愛がりました。
一度、脱走してしまい、戻ってきたら様子が変になり、死んじゃう!と獣医に連れていくにも、兄では抱っこを嫌がり(噛みついて)、母でもダメで、ついに私が指名され、13kgぐらいはあったと思うサブ(という名前)を抱きかかえ、車で連れていきました。
車に当たったんだろう。という診断でした。
打撲で済んだのですが、押さえも全て私で、注射も何も私の押さえには逆らいませんでした。
そこで、睾丸に癌があることが知らされました。
年齢やその後も考えて、すぐに亡くなるということもないし、お金の問題もあるし、で、手術が絶対でもないということだったので、見送りました。
癌なんて、全然わからなかったし、その頃、犬は10年の寿命と聞いてた時代でした。
学生(中か高)だった無力な自分に心が痛みました。
その後は快調に元気で楽しく一緒に暮らし、
癌だなんて嘘だよねーというくらい問題ない日々が続きました。
学生だった私も就職して、忙しくなり、家で一緒に過ごす時間は母のほうが多くなりました。
だけど、いつも私のことを待っていてくれました。
会社で嫌なこと、辛いこと、あるとサブのとこころで一緒に座り、くっつくことで心が通じ合い、心が落ち着き、元気になるのでした。
昼は庭に放して、夜は台所が寝床でした。
12歳になりだんだんと睾丸の片方が大きくなり始めました。
お医者がいったとおり、癌があったんです。
除々にです。かなり大きくなって、パンパンになる頃、動きもだいぶ緩慢になり、ごろんとしていることが多くなりました。
そして、食べが悪くなり、呼吸の様子が気のせいかハアハアするようになりました。
その時、8月で、真夏だったので、暑さのせい?とできるだけ涼しく保てるように気を遣ってあげました。
ですが、昼間は私は出勤です。なかなか充分な面倒が見れません。
そんなとき、やっとことった友人との海外旅行。
どうしよう・・・
母は、大丈夫だよ。。。私が見てるし、行ってきなさいよ。
というので、行かせてもらいました。
サブの事を気にかけての旅行。
成田空港に着いて迎えに来てくれた父と母。即効でサブの容態を訪ねると、しぶい声で危ないかも。。。というので急いで帰りました。兄が看ててくれました。
私が帰ると横たわったサブが頭を起こし、しっぽをふりふり、身体中で喜んでいる様子でした。
それを見た母と兄は
「あれ、、あんなに元気なのは初めてだ!お前が帰ってきてよっぽど嬉しかったんだなー・・・。」
「そうなの?だって、動けないよ?旅行に行く前はこんなじゃなかったのに!これで元気なの?動けてるの?うそでしょ?」
サブの様子を見ながら、旅行の荷物を片付けたり、土産話で賑やかにしていた私でしたが、気になるサブをみると、横になったままです。
「・・・ほんとだ・・・動かないんだね・・・
ずっと あんな状態だったの?」
楽しかった気分と裏腹に、きゅん!とする胸の痛み。
それからは、ずっとサブの横に座り、撫でました。
口を開け舌を出し、はあはあと喘ぐような呼吸に、食べ物を口元に運んでも食べなくて、水飲む?と水を運んで、スプーンで流し込んだら、飲んだので、水をあげてました。
声をかけると、目としっぽは動きます。
身体は動きません。
私が帰宅した時、半身起こしたのは、相当、力を振り絞った行動だったんだとわかり、涙ものでした。
私にできることは、側にいることと、お水をあげることぐらいしかできなくて。だけど、ずっと傍にいました。
夜になって、寝る時間、明日は会社だし・・・旅行で休んでしまったっから、お休みする訳にもいかなくて、と悩みながら、呼吸が苦しそう、それ以外の変化のないサブ。大丈夫かな・・
身体は熱く、この真夏の暑さで可哀想。持ちこたえてね。と願いながら、そっと、親に黙ってサブのいる台所に冷気が流れ込むよう、エアコンのスイッチを弱につけたまま 自分の部屋で寝ました。
よく朝、早くから下の階からもの音がします。
はっ!と目覚めて「寝てしまった!」とサブのもとに行きました。
そこには母が。
掃除をしていました。
サブは亡くなっていました。
私があげたお水を全部、出してしまったらしく、下のほうが水浸しだったようで(腹水だったのかも)母が掃除をして綺麗にしてました。
サブの顔を見ると、昨晩のまま。
口を少し開き、舌が出て、目は少し開いてました。
私は目を閉じてあげて、身体を触りました。
昨夜熱かったのが、体温を感じません。
柔らかさもありません。
少し怖くなりましたが、目の前にいるのはサブです。
身体を撫で、涙がこぼれ落ちるばかり。
無言でポトポトと涙だけが落ちていきました。
結局、その日の朝、出勤できず、半日休暇にして、電話した時も声が喉につまり、単語でしか要件も言えない私でした。
父と母がサブを焼場に連れていくけど一緒に行く?
というのを断り、留守番してました。
一緒に行ったら、涙で大変になりそうだったんだもの。
悲しさのあまり、午後、会社に行きましたが、ろくに仕事もできず、ただ、表面はハイな私だったようです。
私の帰りを頑張って、待っていてくれたサブ。
今思い起こすだけでも涙が落ちます。
動物って、愛情くれた人には、まっすぐなんですよー
八方美人にみえてもたったひとりをひたすら追うんですよー
猫も同じです。
だから、動物って、いとしいですね ^^
サブは母と一緒にいるのかしら。
それとも私を虹の橋で待っていてくれるのかしら。
サブがね、亡くなった命日に
私の娘がね、産まれたんですよ。
17日がその日なんです。
娘はサブの生まれ変わりか?
いえいえ、サブはもっと可愛くて従順だったわ^^♪
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