私は良く山村をドライブします。
野生動物や野良猫を探し、帰りに農家で野菜を買います。
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*写真の人に見えるのは、人ではなく人形です。
農家のおばちゃんたちは皆元気です。
自然に囲まれた場所で伸び伸びと暮らしていると、年を取らないのでしょう。
私は60過ぎですが、「お兄ちゃん、あんた若いのに自分で料理しよるん?偉いねえ」と言って、一玉100円のレタスを50円にまけてくれました。
気の毒なのは都市の住宅地に住む高齢者、特に単身の高齢者です。
世間の声は、彼らに冷たいです。
「ペットを飼いたい? ダメです!すぐ死んじゃうから… (貴方が…) 」
「料理は自分で作っちゃダメ!火事になるでしょ? 宅配弁当にしなさい!」
「散歩しちゃダメです!交通事故に遭うから… (それに迷子になっちゃうし) 」
「人とあっちゃダメ!コロナに感染するでしょ。」
「家借りたいんですか? あいにく高齢者の方はお断りしているんですよ。施設にでも行かれたら?」
「何もしないで、テレビでも見てなさい!」
*認知症の予防に、読書、ゲーム、議論、散歩、小旅行、友人訪問、スポーツ等多くのものが有効ですが、テレビだけは脳機能を低下させるという研究結果が出ています。
世間の声それぞれに言い分はありますが、それがトータルされると「高齢者は何もするな」と言うことになります。
寝たきり老人、認知症患者は、世間が作り出していると言っても過言ではありません。
人は生きがいを失うと急速に老化します。
高齢者にも、生きる喜びが必要です
そこで、猫です。
なるべく元気な子猫がいいです。
猫は可愛いですよ。
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大切に育てると飼い主のことをいつまでも慕ってくれます。
孫は、猫ほどなついてくれません。
何もできずに一人寂しく死んでいく独居老人、それが猫のおかげで晩年を幸せに生きることができる。
あと数年で終わるはずだった命が、10年、20年伸びるかもしれません。
素晴らしいことではないですか。
いかがですか?
物事は見る方向を変えると、見え方が全然違ってくるのです。
高齢の男性は、猫を飼うのに向いていますよ。
私の住む愛媛県では、高齢の男性がよく猫のボランティア(野良猫の餌やり、世話など)をしています。
皆さん、猫たちにとても慕われています。
逆に、捕獲器持って猫を追いかけ回す怖い人は、ほとんど40、50代の女性なんです。
これ、愛媛県だけかな?
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高齢者は自分が死んだ後のことをちゃんと考えています。
可愛いわが子のことを考えない親がどこにいるでしょうか?
先日、猫を飼っている一人暮らしの80代半ばのおじさんが、野良猫保護地責任者のYさんに、こう言ってました。
「Y君、わしが死んだらうちの猫のことたのむ。そのためにちゃんとお金は残してあるけん」。
いい話だと思いませんか?
不幸にも飼い主が亡くなってしまった猫をどうするか?
その時こそ、保護活動者の出番です。
飼い主を亡くしたかわいそうな猫を引き取り、別の高齢者に飼ってもらうのです。
保護活動とは、本来そのような活動のことを言うのではないでしょうか?
野良猫を追いかけ回すより、ずっと世のため人のため、猫のためになります。
猫が必要な高齢者、一体どれほどいるんだろう?
数100万人?
うわー猫の数全然足らないよ!
お前らに嫁さんの世話しなくちゃいけないな。
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