コンプレックス

2022年6月8日(水) 522 / 2

私の子供の頃　

うちは決して裕福な家庭ではありませんでした。

それでも　両親は私達兄妹が望めば　習い事をさせてくれましたし、教育にも惜しみなくお金を掛けてくれました。

(余裕無いのに　あんなに犬猫を飼って。。。)

(楽器なんて習わせる余裕ないだろうに)

(いつも兄妹二人で犬猫ばかり構って変な子達ね)

こんな事を言われていたのも知っていましたが　
両親は決して私達の前でそういった事について語ることはなく、いつも穏やかでした。

好きな事を、自由にさせてくれる両親が　笑われることがないように、

家族であるワンちゃん猫ちゃんのお世話も

習い事も

学業も

どんなことも一生懸命取り組みました。

そんな事を考えることもなく、お気楽に日々を過ごし　裕福で恵まれた環境下に暮らす　周りの同年代にコンプレックスを感じていたかも知れません。

でも　だからこそ

私は　両親や妹が　私の言動や存在で他者に後ろ指を指される事がないように、自身の行いを律してきました。

横柄で　他者の気持ちを思いやれず　悪意に満ちた発言を当たり前のように繰り返す。

そんな姿を

自分の大切な人に見せられるか。

そんな自分の行いで　自分の大切な人達をも

傷つける事が分からないだろうか。

それとも

そんな事はどうでもいいのか。

人も猫ちゃんも一人きりでは生きてはいけない。

共生出来なければ

先はありませんね。

個人的な想いでありました。

お目通し頂けた皆様、有難う御座いました。

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