シロがきたお里の話なんです。
ちょっぴり つらいお話なので、嫌だなと思われる方は
スルーでお願いします。
現実を知りたい方は、ぜひ、目を通していただけたなら、と思います。
話題は
「猫エイズ」です。
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写真はうちのシロです^^
友人宅にはうちと同じくらいのお子さんがいます。
3姉妹と末っ子男の子の4人!
で、3姉妹が雨の日、子猫を拾ってきたんです。
見ると、鼻水 ガビガビで目やにたっぷりな ^^;
「えーーーーっ!!
風邪ひきじゃないー!
他の子に移ったらどおすんのぉ?!」
子供が手にした小さな命。
いくら鼻水、眼ヤニガビガビでも、・・・
命なので、無碍にもできず、ひとまず温かくしてあげて、
と保護したそうです。
里親募集に声かけるにも、風邪の症状はひどくて、
まずは獣医さんに GO!!
「小さいけど、意外と月数はいってるかもね。」
という診断だったそうです。
血液検査をして、何と!
猫エイズに陽性反能だったのです!
エイズ~~~ !!! ><;
3か月くらいと思いきや、8か月はいってるような
女の子だそうです。
エイズ持ちだから成長が悪くて小さかったのか。
風邪薬をもらって、看病しました。
少しは症状が良くなったものの、
なんか、変な臭い・・・
口が臭いんだと。
友人宅にはペルシャとスコ、4匹。
大事なこの子達に風邪を移してはいけない!
と部屋別にしていたそうです。
私のところに電話してきて、経緯を話しました。
「ど~~しようにも、再度捨てる訳にもいかないしさぁ。
子供が助けたのを、エイズだからって、捨てるとか保健所っていう訳にもいかなくない? できないよ~・・・
貰い手募集に出してみるけど、まず、いないだろうね。。。
悩むよ~~
エイズ、他の子と遊んだり、喧嘩したりしなければいいんだよね?と思うんだけどさ~。発病しなければ、そのまま生きられるんだって!発病したら・・・ど~なるんだろ~。不安。」
彼女のそんな優しさが大好きです。
里親募集に連絡はありませんでした。
そのまま友人宅に。
そのうち、口臭がきつくなり、ケージ飼いに。
「とてもじゃないけど、エイズ、やばいんじゃないかと思って、隔離だわ。
鼻水飛ばすし、よだれ出るしで。
ずっとケージで、出してもあげられない。
遊んでもあげられない。抱っこもだめ。
なんだか、可哀想。
だけど、食べるんだよね~
生きようとしてるんだよ。 見捨てられないじゃない?」
とチビちゃんのお世話をしていました。
ケージに入ってから約1年。
彼女との電話でチビちゃんの様子を聞くと、
「どんどん臭いがきつくなってね。 ><;
鼻水とくしゃみはすごいし、かなり飛ばすから困ってね。
いくら薬をあげても、全然ダメ。。。
面疫力がないんだね。。。
それでね、本当に、臭いがひどくて、可哀想なんだけど、
ケージに布、かけちゃってるの。
鼻水も飛ばすしね。
鼻水とよだれとでぐちゃぐちゃ。
それでもさ、食べるし、意外と元気なんだよね。
布なんか、かけて、申し訳ないんだけど、ごめんねなんだけど、どうしようもないの。。。」
ありゃ~~~あ。。。・・・
かける言葉も見つかりません。
ただ、他の子に移らなきゃいいね!とだけ。
エイズだから、離して飼ってる分には大丈夫だと思っていた。
チビちゃんのお世話、見るのも布かけるのも辛い(涙)と言っていた。
ケージでの生活、約2年。
チビちゃんは、お星様になった。
友人は
「なんか、ほっとしたけど、気が抜けた感じ。。。
ほんと、辛かったよ~ あとあの臭い ><;
でも、エイズだったけど、結構長く頑張ったよね!
こんなに生きてくれるなんて思わなかった。
だけど、あれでよかったのか、本当に疑問に思うよ。
保護してよかったんだろうか。
うちでケージで飼い続けてしまって良かったんだろうか。
布かけて、あれじゃあ、生きてても・・・
ただ、生きてるだけって感じで(涙)」
ああ、、、自分を責めちゃいけないよ~
一生懸命、お世話したじゃない!
チビちゃんは幸せだったんじゃない?
と チビちゃんのご冥福をお祈りした。
そして、私のところに 昨日連絡が入りました。
なんと、飼い猫4匹のうち、2匹がエイズ発症した!
というのであります。
しかも、1匹は、シロのママ猫ちゃんです(涙)
彼女がいうには、
春頃から他の猫が避け始めたそうなんです。
おかしいなー・・・おかしいなーー・・と思いつつ、過ごしてしまい、耳垢が黒く出てきて、口臭がするようになって、
はっ!として血液検査したら、陽性だったって。
・・・
ショックでした。
チビちゃんを助けて、お世話して、見送るまでしたのに。
先住猫ちゃんに移ってしまっていたなんて~ (涙)
厳重に隔離していたのに。と友人も言ってました。
どこで移ったのだろう・・・
エイズは詳しく知らないので、どこで移ったのだろう。
心の広い彼女のことなので、
「2匹、隔離はしない! あと4~5年生きてくれたらいいんだけど~
今、13歳。
寿命が先か、病が先か。。。
同じ生活でいく!
4匹エイズになるのは覚悟の上だ!
あまりにも可哀想で大変そうなら、安楽死の覚悟まで考えた。
しかし、・・・涙もんだよ~。。。」
でした。
痛そうな歯を抜いてもらったら、猫ちゃんの具合は少しよくなったそうです。
エイズ猫ちゃんを管理する難しさを垣間見た気がしました。
頑張ってね!
としか言葉が見つからなかったです。
猫さんを保護するのも、「運」があるのでしょうか・・・
ごめんなさい、暗い話題で・・・
だけど、猫飼いの皆さんには、事実を知って、
同じことを繰り返さないように、
お知恵のひとつとして記憶しておいてほしいです。
何かの時に、お役にたてるかもしれないです。
最後まで 読んで下さって ありがとうございました
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