予約の日がやっと来たので、ほたるのセカンドオピニオンへ行って来ました。
獣医さんともしっかりお話して、納得のいく結論にたっどり着きました。
結論から言えば、掛かりつけの動物病院と同じお考えでした。
ワタシの下の犬歯を削ったら傷も治るんじゃ?の質問にも丁寧にお応え頂きました。
猫の歯は神経が先端近くまであるので、削ると目に見えなくても出てしまう可能性が大きい。
ウサギは歯がどんどん伸びるので削る処置もあるが、猫は抜くか残すかのほぼ2択。
こ奴も枝を齧ってました(カピバラ)
ただ抜いてしまうと、片側の犬歯だけとなってしまうので、顎の変形も起こりやすい。
上唇の傷については、おそらく癌化はしないと思う。
犬歯の当たる部分については毛は抜けてしまうが、その分皮膚が硬くなりそれほど痛まなくなる可能性がある。
炎症が起こったとしても、十分お薬でコントロール出来る範囲。
もし抜歯をするなら、後は時期の問題だけ。
ごはんも食べられて炎症も酷くなく、涎が始終流れていならこのままで経過観察でも善し。
これから先、抜歯の必要な歯周病などになったら、その時に一緒で良いかもと。
ほたるの様子を見て、今痛い思いをさせるのもねぇと獣医さん。
高齢の猫さんで全身麻酔が出来ず、お薬のコントロールだけ過ごしている子もいると。
ここまで聞いて、今後の展開に光が見えた感じです。
ほたるに一番良いと思う方向に進もうと思います。
それは・・・
今は何もしない(笑)
行って良かった~、セカンドオピニオン♪
何だか偉そう(^^;)
オマケのお勉強。
ほたるの件で色々調べている内に分かった事もあります。
1つは、獣医大学や獣医学部では歯科について、授業があっても6年で1コマだけとか、全く無い学校も多いそう。
2つ目は、歯科専門医はいない。
けれど獣医師会に日本小動物歯科研究会と言うのがあって、認定医はいます。
認定医もレベル1~4まであり、講習と実習を受け認定医となります。
3つ目は設備として歯科レントゲンや動物用ユニット(治療用ベッド)も存在すると言う事。
これを導入している動物病院は歯科治療において、ある程度選択の目安となるそうです。
4つ目は歯周病の治療と歯石取りについて(オマケの付録???)
これは獣医さんしか行えません。
無痛治療として無麻酔で歯石だけを取っても、意味の無いものだそうです。
問題なのは歯石ではなく細菌で、歯周ポケット等に存在します。
これを取り除き、再付着をさせないように、磨き上げてこそ治療になるそう。
歯肉に触れずに治療する事はないし、動物では麻酔は自ずと必要だそうで・・・。
ワタシの要約より分かり易いガイドラインを貼っておきます。
https://www.sadsj.jp/download/dental_scaling.pdf
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