父は犬も猫も大好き。
父に持病があって、
私が出戻る時に
連れてきた初代君は
外で飼うしかなく、
とても後悔しています。
16歳まで生きましたが
家の中なら20歳くらいまで
生きられたかも。
父が亡くなり、落ち着いた頃
猫が飼えるようになったと
気付きました。
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問題は、母の説得。
すぐに長男が独立して
次男は突然、高校近くの同級生の家
(女子の同級生で、もちろん猫が居る)
に居候してしまい
日中は母一人。
急に寂しくなって
全く笑わなくなり
仏壇に話しかけてばかりいて
とても心配になりました。
犬か猫を飼おうと打診してみると
犬の散歩は無理だと。。。
猫は嫌だと。。。両方却下。
それでも私は、初代君が亡くなって
10年、猫が居ない生活を我慢してきたので
諦めずにチャンスを伺っていました。
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母は、次男の事を目に入れても痛くないほど
溺愛していたので、
「次男は猫が大好きだから
飼えば帰ってくるかもよ?」と
母の気持ちを利用して説得を試みるも
なかなかOKがでない。。。
実は、次男は高校を卒業したら
帰ってくるつもりだと
私はうすうす察知していました。
次男が帰って来たら説得できない。
タイムリミットが近づく中
卒業直前の一月末に
やっと母のOKが出ました。
次男に連絡したら、大喜びで
次の日曜日に早速譲渡会へ
行く事にしました。
色々あって譲渡会には間に合わず
主催の団体さんと
待ち合わせしてシェルターへ同行し、
そこで出会ったのがモアナです。
母は初日から猫可愛がり。
「猫って、こんなに可愛いかったの」と
すぐメロメロになりました。
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それでもしばらくは
ウチの子だけ 可愛いタイプでした。
今でも野良猫は苦手なので
心底の猫好きとは言えないです。
それでも、だんだん
猫柄ばかり買うようになり。
猫番組は欠かさず見るようになり。
以前は猫の威嚇がテレビに映ると
「猫は怖い」と猛猫だった初代君の
トラウマを思い出していましたが
今では猫番組を見ながら
「きゃー可愛い‼️」と
黄色い声をあげています🤣
威嚇や喧嘩が映っても平気。
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キッカケを不純だと批判されても
仕方のない我が家ですが
母も猫の魅力に取り憑かれ
きめ細やかな世話を
するようになりました。
なにしろ、夏は水もフードも
口をつける度に取り替えるほど。
いくら日中は寝てるから
ほんの数回とはいえ
猫大好きな私でも
そこまではできません。
2時間も両手を動かさずに
手のひらの中で
モアナを眠らせていた時期も。
腕枕や膝乗せなら一晩中でもできますが
手のひらは無理。
こうして、猫好きでもなかなか
できないと感じるほどの
お世話をするようになりました。
だから、キッカケは何でもいいと
個人的には思います。
子供より大変なので、どんなに大変でも
ちゃんとお世話できる人かどうかは
しっかり見極めなきゃいけませんが
動機は多少ゆるくてもいいんじゃないかと。
一緒に暮らせば
猫は猫嫌いさえも!
虜にしてしまう魅力がある。
可愛いくて、目が離せなくて
自然と細やかな世話をする。
あまりの可愛さに、イタズラも
粗相にも笑ってしまう。
そんな人がたくさん増えて欲しいと思うし
ネコジを見てると、そうなっていると
感じられて、一人の猫好きとして
とても嬉しいです。
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