
ふと、疑問に思う。
ペットショップで20万円~80万円と、様々な値段をつけられている犬猫たち。
高いね~って、驚きながら見る人はいるけれど、そのお金を払って購入する人たちも(ローンくんだり!!)もちろんいる。
だけど、なんでこんな高い値段つけとんねん!あほちゃうか!
と、怒鳴り込む人はいない。
一方保護犬猫の譲渡に関しては、医療費用が認められているサイトもあるけれど、フードや備品などの費用を頂くことも禁止され、日本で定着しているボランティア=無料奉仕を求められる。
英単語で覚えた時ボランティア=自発的って意味で習ったんだけどな。
だから多くのとても頑張っているボラさんたち、頑張れば頑張るほど身銭を切っていくし、猫を助けようとすればするほど譲渡に出せない猫を抱えていくことになる。保護活動が忙しくなりすぎて、他で働いてお金を得ることも難しくなっていく。
そして世の中では理解の無い方たちから譲渡の条件が高いとたたかれる。
クワッ (ノ`Д´)ノ-----┻┻ -3-3 って内心なるよねぇ。
お金儲けしたければ、ブリーダーやるわ。ってね。
同じことをしているのに、かたや自分の生活費を稼げるのに、かたや生活費が減っていく。
自分の生活費を得ようなんてしたらどんだけ袋叩きにあうのやら。
あくまで保護活動は趣味としてしか認められない風潮の日本。
公務員が仕事として愛護センターで譲渡活動してたら褒められるのに、家庭で一般人が譲渡活動してもかかった費用をすべてもらおうとするだけで責められる。
なんだか理不尽だな~。
私は中途半端ボラだから、自分で餌やりをしなきゃいけなくなる外猫には手を出さない。見てみないふりをする。
愛護センターから依頼のあった犬猫たちのミルクボランティアだけ。それも原則一胎。私用で忙しい時にはお断りもする。偽善かもしれないけれど、自分ができる何か、という形でするだけ。
費用も一部負担はしてもらうけれど、かかった分すべてをもらうわけではないからもちろん持ち出し。
今回犬のミルボラをしたけれど、5匹のミルクだけで2万円(6キロ分のミルク)かかった・・・。
その他、ペットシーツにティッシュ(一日ひと箱使う日々)、洗濯(一日1-2回洗濯が必要だった)、少し成長したらおもちゃやフード、ケージに床マット。ノミダニ駆虫、フィラリア、下痢嘔吐時の治療など、生後一週間で保護してから生後1.5か月になるまで、約7万円かかった。(ティッシュとか洗濯とか消毒剤とか家にあったものの雑費は除く。)
もちろん使った時間はプライスレス。これはかわいいからいいのだ。でも、毎日夜中の対応で慢性睡眠不足。
おそらく自分の寿命を少しは削ってるんじゃないかな、と思う。
こんな私よりもっとディープにされているボラさんたちには本当に頭が下がる。
宝くじ当たったらもっと何かできるのにな~と思いながら、わが子になった犬の2匹のペットシーツ代一か月1万円に目をむく毎日。
次のミルボラは秋以降の予定。


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