
仕事柄、地域の様々な情報が耳に入ってくるが、その日も衝撃的なワードが聞こえてきた。
孤独死…猫10匹…残されている…
一人暮らしの方が急逝されて、猫が10匹取り残された状況だと言う。
警察や市役所が入り、保健所も情報を共有しているが、猫の保護には至っておらず、事件発覚時には関係者が餌をあげたようだが、その後は誰も行っていないという。
亡くなられてからもう10日も経っている。いつからご飯をもらっていないのだろうか。
急ぎフードを用意し現地に向かう。
これは、まさしく多頭崩壊現場!この惨状は、いま今の話じゃない。
猫達はお腹を空かせてわらわらと出てきた。痩せて結膜炎や皮膚炎の子が多く、状態は良くないが、重篤な様子の子はいない。8匹を確認。老朽化した家屋で猫は自由に出入りしているのが不幸中の幸い。
どうする私! 自分一人で何とかできるのか~?
…というのが、6月16日の事でありました。
この時の私は、美唄市孤独死案件がこの1件だけでなかった事をまだ知らない…その②につづく
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