ティッシュで拭き取ると、赤い水だった。
誰かが怪我してるのか、血尿か。
手近にいたトラを捕まえて身体中を触って確認、ひっくり返してお腹を見たら、お尻の穴の脇が血の混じった液体で濡れていた。
すぐにキャリーバッグを用意して、小ちゃんと一緒に病院に連れて行った。
診断はすぐについた。肛門腺破裂。
そのまま半日入院して、麻酔をかけて肛門腺の洗浄と、皮膚に開いてしまった穴の縫合をする事になった。
トラ、ごめんね。小ちゃんにかかりきりになって、トラの異変に気が付かなかった。
夜に小ちゃんと一緒に戻ってきたトラは、カラーを付けられて元気が無かった。食欲も失せてしまったので、小ちゃん同様に不足分は強制給餌している。
カラー生活は今日を含めて5日。可哀想だけど外すわけにはいかない。
肛門腺破裂の数日前から、時々お尻周辺を毛づくろいしているのは見かけていたような気はするのだが、いつもの事だと思ってしまった。
これからは定期的な肛門腺絞りが必要になる。病院と相談して、サイクルを決める予定。
歴代の猫で肛門腺のトラブルは一度も無かったから、今回は本当にビックリしたし焦ってしまった。
肛門腺絞りは犬の話しだと思っていたけど、猫でもあり、なんだね。
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