茶代さんが食事をした皿に赤いものがついていた
歯周病なのか 他の病気なのか…
歯周病でもこじらせるとゴハンを食べられなくなる
次回の食事に、コタロウに与えている 乳酸菌サプリを混ぜよう…
カリカリも…
コタロウのメインフード ロイカナのオーラルケアを混ぜたほうがいいかな
ずっと対面での餌やりをしていたが、このところ、タイミングが合わなくて会えない日が出てきた
少し捕獲が心配になった…

捕獲機は…
動物愛護センターで貸してくれるが年末年始は休業だ
病院も休業…
年内に捕獲機を借りておけば最速だと1/4に捕獲ということになるだろうか…
コタロウがお世話になっている動物病院に電話をかけた
去勢の相談をするためだ
日程 手術の時間 の相談をした
診察は1/4(土)から
この病院は日曜も診察をしているが、午前中のみで、手術はしていない
動物愛護センターが開いているのは年末12/26までだ
本来捕獲機はそんなに長い間貸してはもらえないのだが、12/26に借りた場合は翌日から愛護センターが冬休みに入るので 1/6(月)に返却すればよい
12/26に捕獲機を借りた場合、病院の休業と自分の仕事のシフトを考えると、年末の手術が無理だった
茶代さんの負担を考えると、捕獲したら、時間をおかずにすぐに手術をした方がいいと思ったので、年始の手術が1/4(土)からであるなら、捕獲は1/4(土)一択 になる
なぜなら 翌日が日曜で 日曜は手術が受付けられていない
そして月曜日は捕獲機返却期限…
一度電話を切って、そんなふうに計画をたて、再度電話して1/4(土)に手術の予約をとった
注意を受けたことは…
手術は午前中しか受け付けられない 遅れた場合の融通は利かない
術前早朝に捕獲した場合、家にいれたりしないほうがよい
捕獲できなくて手術をキャンセルするなら、必ず連絡をいれる
家に入れない方がいい というのは賛否両論あるのだろう
少しの時間でも 快適な環境を経験させてしまうとリリースした後の外の環境が辛すぎるから…
私もそう思っている
家に入れないのなら、捕獲機の寒さ対策をしないと…
段ボールで覆うか…
2019年12月26日
この日は木曜で仕事が休みだった
捕獲機を借りに動物指導センターに向かう
静岡市の動物指導センターには 藁科川 の川沿いをずっと上流に向かって行く
山に住んでいる私は 時短できるが、市街地からはだいぶ離れた山奥にある
私はあの場所があまり好きではない
地図を見てすぐにわかった
この場所は動物の火葬場と隣接している
昔 飼っていた愛犬を亡くしたとき そこの火葬場に行った
葬儀場もあって、合同慰霊祭のようなものがあり、それに参加したのを覚えている
動物指導センターは動物愛護館、火葬場、葬儀場を備えており、動物に関する業務を複合的に行っている
子猫や子犬の譲渡会も行っているらしい
まさしく生と死が隣り合う場所だ
ものすごく複雑な気分になった
きっと 愛護センターにしても 機能を分けて複数の場所に設置できる予算がないのだろうけれど…
もうすぐ閉館の時間だったが、なんとか動物指導センターに到着した
川沿いの道に入る前に少し道に迷ってしまったのがいけなかった
結局ギリギリだ
事務所のようなところで書類に必要事項を記入すると、職員の男性が捕獲機を持ってきてくれた
思っていたより小さく感じた…
こんな小さい檻に閉じ込めるのか…
職員は使い方を説明してくれた
あと、しかける前に数日間、しかけのプレートを踏んでも蓋が閉まらないように細工をして、捕獲をしない自由な状態で、餌やりをした方がいい とアドバイスをくれた
捕獲していきなり手術 リリースをすると、トラウマで二度と捕獲機に入らなくなってしまう猫が多い
猫を捕獲することは、避妊・去勢だけでなく、病院に連れていったり、家猫にするなどの理由で、今後もあるかもしれない
数日捕獲機で餌付けしておくと、そこが安心して食事ができる場所であると印象づけることができるのだという
そして、返却するときは当然、きれいに洗って返却するようにということだった
もっといろいろ注意事項があるのかと思っていたが、説明はその程度だった
運転しながら、この後の計画をイメージする
捕獲が1/4なら捕獲機での餌やりをなるべく始めたいところだけれど…
計画では捕獲機を段ボールで覆う予定だ
厳しい寒さを少しでも遮ることができるように…
罠のしかけに干渉しないように巻かないと…
前日に ネットで調べまくったけれど、段ボールでぐるぐる巻きの捕獲機なんて なかなか出てこない
その年の冬は例年どおり 寒かった
寒くて狭いところで動きを封じられたら地獄だろうな…
段ボールで覆っても、息苦しくないように空気が入るようにしておけばいいし、
あっ!
中でオシッコ ウンチ するかもしれない…
ペット用の給水シートを敷こうか
捕獲機の中が汚れたら、きれい好きの猫さんは不快でかわいそうだし、オシッコしたときに車を汚す心配もなくなるし、一石二鳥だ…
センターの職員は捕獲機の中にシートをひくのは しかけがうまく働かなくなる可能性があるのでNGだと言っていた
外側に巻くしかないかな…
帰宅すると、まず、コタロウのトイレ掃除とゴハンを少しだけ追加した
きっとコタロウが見たら 捕獲機に興味津々になるのだろうが、あまりこれをコタロウに見せたいとは思わなかった

コタロウには二階の縄張りで待機してもらい、私は狭い玄関で捕獲機と格闘を始めた
大き目の段ボールを何枚か用意してある
新聞紙敷くといいよ … と言われてもいたが、新聞紙は調達できなかったのでペットシーツで代用する
この日はもう夕食の支度をしなくてはならないため、準備は後日行うことにした
夜中になってしまったが、捕獲機を借りてきたことは 友人A と友人B に報告した
*2018年に出会った野良猫 茶代さん(現在 ご近所に迎えられ、茶白くんと呼ばれている猫さん)についての記録です

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