
9月1日の午前4時27分。愛猫のチー坊が息を引き取りました。腎不全はまだ若いこの子を容赦なく連れていってしまいました。7歳10ヶ月。
私を1番に愛してくれた、可愛い家族です。
夏を乗り越えられない可能性の方が高かったのですが、お医者さんも驚くくらい頑張って生きてくれました。尿毒症になってしまった時、もう頑張らなくていいから思うがままに日々を生きてほしいとチー坊に言ったけれどギリギリまで私と一緒に居たいと思ってくれたのかな。最期まで私を目で追って、私と生きようとしてくれました。
その日の夜、チー坊は夢に出てきてくれました。何故か6〜7、8匹も居たのですが全員本物のチー坊でしょうか。猫の命は9つあると言いますものね。全員抱きしめました。健康だった時のもちふわ具合で、もうこの子は好きなものをお腹いっぱい食べれるし元気に走り回ることもできるんだと込み上げるものがありました。チャームポイントの鍵しっぽがゆらゆら揺れていました。
葬儀の時にお骨を分骨しペンダントに納めてずっと一緒にいるので、時々家でも外でもチー坊の匂いがしました。今日はまだ匂いがしません。お外に行ってエノコログサで遊んでたりするのかな。それとも、もう行ってしまうのかな。
チー坊と生きた日々は全てが宝物でした。初めて出会った時からずっと可愛いくて素敵な猫です。痙攣発作が重なって殆ど動けなくなった後も、「チー坊、可愛いね」と話しかけるたびに尻尾をすこし振ってくれたのが脳裏に焼き付いています。
愛する猫との別れはやはりとても悲しく、寂しいものです。でも同時に幸せでもあると私は思いました。一緒に全力で生きた時間、たくさん愛をもらって、愛することができて。大きな悲しみや寂しさも愛する家族から与えられたものだと思えば全てが愛しい。
何年後か何十年後か分かりませんが、いつかチー坊とまたどこかで会える気がします。毛皮を着替えてまた猫になって会いに来てくれるだろうか。それとも別の形だろうか。それともずっと待ってくれていて、生き抜いた私を出迎えてくれるだろうか。



チー坊、あなたは今でも可愛いよ。ずっとずっと可愛くて、健気で優しい素敵な子だよ。あなたと生きることができて幸せだった。ずっとあなたを愛してる。私を愛してくれてありがとう。
また会おうね。また遊ぼうね。そして一緒にゴロゴロお昼寝しよう。夜中に一緒におやつを食べてドキドキしよう。
あなたはもう自由で何処へも行けるよ。

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