7ヵ月も過ぎてしまいました。
![](/img/diary_image/user_47643/detail/diary_277597_1.jpg?h=192f9fb094a3d5a1f4890f7e09c9028a)
上の写真も今だから掲げられる家と外に別れたふたり。
1/30にチャイを保護して中217日の9/5。
台風が来る直前、遂にウランを捕獲しました。
私や猫たちが住む同じお家同じ空間の中に、今ウランは居ます。
2015年7月にTNRして実に7年以上経ちました。
これまで数えきれないほどRしたことを悔やみました。
だから目の前にウランが居るこの感激を、
どう伝えたらいいのか・・・分からないほど感慨深いです。
![](/img/diary_image/user_47643/detail/diary_277597_2.jpg?h=192f9fb094a3d5a1f4890f7e09c9028a)
ウラン捕獲の一度目のチャンスはチャイ保護からわずか2週間でやって来ました。
失敗が許されないのに失敗してしまいました。
もう、絶望的に落胆しました・・・
それから持ち直して次のチャンスを待つ事203日。
その間毎日毎日毎日毎日、
次のチャンスは果たして来るのか、
時間を無駄にしているだけかもしれない、
今からもう強襲しちゃうか?
でもどうやるん?
ああすればこう来るからどう勝つ?
ウランは三毛猫でとても賢い猫だから油断は大大大禁物・・・
聡いウランは二度同じ手には掛からない。
食べ物では釣られない。
私自身が猫の扱いに未熟な為、猫の安全な身柄確保とは・・・?
日々考え悩んでいました。
チャイが居なくなって、ウランはよく甘えて来るようになりました。
この7ヵ月は今までの7年を凌ぐほど仲が深まりました。
![](/img/diary_image/user_47643/detail/diary_277597_4.jpg?h=192f9fb094a3d5a1f4890f7e09c9028a)
おかげでほんの少しだけウランに隙が出来ました。
(あくまでもほんの少しだけ)
そしていざ家に入れてもほとんどパニックにもならず暴動も起こらず、
私を私と認識して変わらずコミュニケーションを取ってくれています。
捕まえる前はこうやってお腹をコネられるのも外にいる間だけだろうと思っていました。
無理やりお家に入れたら嫌われて警戒されてお腹なんか見せてくれないだろうと。
でもケージに居る今でも手を伸ばすとぐるんと身体をひっくり返してお腹コネコネを要求してきます。
悩み考え続けたこと、ウランに寄り添えたこと。
この7か月間は今ウランを前にして無駄ではなかったのだと改めて思えました。
![](/img/diary_image/user_47643/detail/diary_277597_3.jpg?h=192f9fb094a3d5a1f4890f7e09c9028a)
9/9に鎮静下で検診を受けてきました、思った以上に色々と持っていました。
1.右腎臓委縮(血液検査は正常値)
2.肺と気管の炎症
3.FIV妖精
4.真菌
5.猫風邪
1はショックでした、素人目に見ても明らかに右と左で大きさが違いました。
左はよく画像なんかで見るようなきれいな腎臓でした、しかも大きかった。
右に器具を合わせた時先生が「あれ?」と言ったんです。
ちょーやめてーそういうの!
完全に委縮してしまっていると云われました。
でも左が機能しているようで血液検査の値が正常値だから今のところ大丈夫と。
2はね、私の希望で肺のレントゲン撮ってもらいました。
たまにすごい激しい咳をするので。
でも本当にたまになんですけど、心配事は潰したいから。
写真を持って来た先生がライトの前に掲げて「ん・・・もう一回撮り直しましょう」と言ったんですよ・・・
だからもうそういうのやめてって!!
で、確かに白い影があるから炎症を起こしてると。
でもだからって薬とかは出ませんでした、
屋内に入って環境が変わるから、
症状も変化あるかもしれないので経過観察になりました。
3はそうであってもおかしくないと思っていました。
ウチの周りで保護した子は全員FIVキャリアだったので。
ただウランは女の子だし怪我して帰って来た事もなかったからもしかしたらセーフかも!?という希望はわずかに持っていました。
ただ私は妖精大好きなので問題ないです。
4の真菌、これは初めての扱いで診断を聞いた時に少し汗が出ました。
ただ7月初旬に急にハゲがいくつか出来まして。
その時に覚悟はしていました。
既に毛が生えている場所は真菌はいなくて今ハゲてる後頭部だけに居るみたいなので、
消毒&抗真菌クリームをぬりぬりしています、抵抗しません、良い子で助かります。
5はよく鼻水とばしてたし涙や目ヤニも毎日拭いていたので言うに及ばないのですが。
FIV妖精なのでずっとこの調子かもしれないし、
環境が変わって改善するかもしれません。
こちらもお薬はなく経過観察です。
![](/img/diary_image/user_47643/detail/diary_277597_5.jpg?h=192f9fb094a3d5a1f4890f7e09c9028a)
このケージはウランをTNRした時に、
お腹の傷が癒えるまで暮らしたケージです。
ワイヤーの目が狭く脱走はほぼ不可能だが扉が4箇所もあって使い易いので、
外から来た子はまず皆これに入って観念してもらいます。
ウランがこの部屋に帰って来るの感慨深いですね。
ともだちくんが使っていたケージをウラン用に準備してあるのでずっとここに居るわけではありません。
あ、良かった事ですが、お口の中は歯石炎症無し。
検便はクリア!虫無し!マンソンも居なかったので一安心。
やっぱりフロントラインプラス続けないとダメですわ。
チャイちゃんですが、
待ちに待ったウランとの合流で喜んでくれるかと思っていましたが、
全然態度に表しません。
むしろ避けているか、ケージにもあまり近寄りません。
夜鳴きも収まらないままで、ウランとふたりして大合唱しています😇
時間の経過とともにふたりが自然と寄り添うようになるかなとも思うし、
外にいた頃とは生活が全く変わるからこのまま顔見知り程度の関係になるのかもしれないし。
まぁもう私の猫は全員屋内に居るわけだから、
それ以上は求めない事にしています!
長々とお付き合いありがとうございました☺
幸せは歩いてこないだから歩いてゆくんだね?
人生はワンツーパンチですわ。
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