使い道については、保護活動をしている団体に寄付すると決めていました。私は個人で自宅周辺の野良猫の保護をしているだけなので、生活費と保護活動費の区別がありません。
だから、和解金を保護活動費としてのみ使ってくれる団体に寄付したかったのです。
今週月曜日に県南にあるシェルターを訪問して、団体の代表さんに和解金全額を渡しました。贈り主はもちろんフーガちゃんです。
代表さんは、収容された犬猫のために使わせてもらいます、と約束してくれました。
シェルターの見学をさせてもらったのですが、シェルターのあるのはのどかな里山の中腹といった場所で、廃業した養豚場の建物をリフォームして利用していました。
数十匹のワンちゃん達がいましたが、陽射しの強い暑い日だったので、みんな犬舎の中でのんびりしていました。老犬や病気の犬はエアコン付きの犬舎で、元気な犬の犬舎には扇風機完備でした。
朝と夕方には必ず全頭お散歩させるそうです。
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どこからも苦情なんて来ないような環境なのに、施設ができた当初は非常に風当たりが強かったそうです。でも、地域住民の家で生まれた仔犬や仔猫の里親探しや避妊去勢に協力して、だんだんと信頼関係を築いていって、今では良い関係なんだとか。
犬舎を見学していたら、夕方の犬の散歩の時間になってしまい、残念ながら猫舎は見学できませんでした。
シェルターに住み込みで犬猫のお世話をしている代表さんや、多くのボランティアさん。ほんのちょっとお邪魔して見学したわけですが、フーガちゃんの命の代償のような和解金は、この施設で有意義に使われると確信しました。
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フーガちゃん裁判は終わりましたが、フーガちゃんの迷子猫掲載はそのままです。
茨城県結城市城南町1丁目周辺で、似た猫をお見かけの方はご連絡ください。行方不明から時間が経過しているので、数キロ離れた場所でも、似た猫が居たらご一報お願いします。
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