今とは動物医療の状況が違います。
獣医さんを恨んでる訳でもありません。
出会い〜
大学生の時出会った
怪我した捨て猫。
当時1匹飼って居て、
無理矢理反対を押し切って、
飼い出したんですよね。
※一緒に写ってるのは私ではありません。
白黒ハチワレちゃん。
毎日一緒に寝て、
可愛くて可愛くて💕
名前は牛柄だから、
モースケ。
ももちゃんとかもーちゃんと
呼んでいました。
私のHNの由来です。
幸せな猫との生活が
ずっと続くと思って、
何にも考えて居ませんでした。
突然の具合悪さ
7歳頃だと思います。
突然押し入れに引きこもるように。
具合悪いんだなと思いましたが、
昭和あるある、休めない。
本人が高熱出しても
「這ってでも来い」と言われる職場でした。
土曜日を待って、A動物病院へ。
最初の病院では「助からない」
そのまま、
当時日本に2軒しかなかった人工透析出来る
高度医療のB動物病院へ。
「どうしても助けたいんです」とお願いし、
入院させました。
その後も日に日に弱っていく様子。
怪我が化膿してるし、
何らかの感染症に罹ってると言われ。
(当時は何か分からなかったのかも)
獣医さんから、
「多額の費用が掛かりますが、
一か八かの治療やってみていいですか?」
と。
OKし、
アメリカから取り寄せて、
未承認薬も使い、
国内2例目の治療法へ。
それからは
メキメキと回復し、
退院許可が出た日、
迎えに行くと、
キラキラした目で待っていてくれました。
おウチに帰りたかったんだね。
退院後の自宅療養も手が掛かったんですが、
ちゃんと食べれるようになって、
一安心。
獣医さんから、
「本猫、飼い主、獣医、
誰も諦め無かったから、
生き残れた」
と言われ、
学会での発表の許可を打診されました。
勿論OKしました。
元気に…?
元通りの元気になったかというと、
そうでもなく、
けど、穏やかな日々。
家には猫好きの父が居り、
安心して任せて、
私は県外に嫁ぎました。
ところが、
猫好きの父が心不全起こして、
市外に入院して手術。
実家に帰り、
毎日通ってお見舞い。
自宅に猫がいるので往復ですが、
あまり構ってあげられる時間は無く。
父の手術は成功し、
自宅療養。
県外の嫁ぎ先に戻りました。
それからすぐにモースケの具合が悪くなり…
帰って近くのC動物病院に連れて行くと…
悪性腫瘍
「悪性腫瘍で長くない」と言われ、
前回の治療の経緯について、
獣医は「どうしても助けたい」と言われれば、
どんな事でもする。
動物はどんなに副作用が辛くても、
言えないんだよ。
こんなに無理させて、弱らせて。
その治療法を試したくてウズウズしてる所に
タイミング良く飛び込んだんじゃないの?
高いお金払って、
自分の大事な猫を動物実験に
差し出したんだよ。
B動物病院の事も知っておられて、
あそこは獣医というより研究者だからと。
まー、目の前が真っ暗になりましたね。
どうやって帰ったか、
覚えていませんでした。
でも、実際そうだったんだろうと思います。
その治療法が人間に適用されるまで、
その後かなりの年月が掛かりました。
改良が必要だったのでしょう。
今でも賛否両論ありますし。
緩和ケアを選択し、
しばらくしてモースケは父の膝の上で
眠るように息を引き取りました。
お庭で眠っています。
「どうしても生きていて欲しい」と
躍起になっていて、
当時は分かりませんでしたが、
最初から看取りを覚悟して、
緩和ケアしてあげれば良かった、
長く入院させて、
短期間に2度死ぬ目に遭わせて、
申し訳無かったなと
後悔しています。
生き残ってくれた日々、
ずっと一緒にいれたら、
又違ったかもしれませんけどね…
もう生死に関わる時は、
よく考えて、
看取りを視野に入れようと思っていたのに…
悪性腫瘍のワンコ
近所で生まれたシェパード雑種。
母が貰ってきた子。
ぺぺ。
10歳の年末、
肘にタコみたいなのが出来てるのに
気付きました。
けど、年末ですから、
年明け、A病院に連れて行くと…
「腫瘍ができてる。取り切れると思います」
と言われ、
立ち会って手術に。
開けてみると、
皮膚の裏側に腫瘍がいっぱい😱
獣医さんも「取り切れたと思います」
と言われ、
素人目にも取り切れたように思えました。
「良かった〜。後は元気になるだけ」
と喜び勇んで、2週間後抜糸に連れて行くと…
あれ????
「再発してるようです」と。
「どうしますか?」と言われ考えましたが、
「取り切れると思います」と言われると…
再手術も立ち合いました。
前回より大きい腫瘍がいっぱい😱
獣医さんの奮闘をぼんやり見て、
再度取り切れたように見えました。
余りにも切り刻んだので、
閉じようにも皮が足りず、
網目状に皮膚を切って閉じて貰いました。
痛かったと思います。
それから、抜糸まで保たず、
1週間で苦しみながら、
虹の橋へ🌈
亡くなった後、
塊混じりの出血が凄かったので、
内臓にも転移していたんだと思います。
今は違うかもしれませんが、
経験が足りず、
田舎で手術は難しかったのかもしれません。
再び2度も苦しめてしまった…
10歳超えてたのに…
近所の兄弟も同時期同じように、
けど、手術せず、
うちの子より長く生きて、
穏やかに最期を迎えました。
判断が難しい…
もう出来るだけ自然に…と思います。
それから、
A-C動物病院には行っていません。
今は代替わりしてたりしますけどね。
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