ペットシートはコタロウを引き取ったばかりの頃に購入した大判のものが大量に残っていた
小さめのペットシートも一応準備した
まず段ボールを捕獲機の大きさに合わせて、折り曲げやすいように折り癖をつけた
そして大判のペットシートを両面テープで段ボールに張り付けた

ペットシートを貼った方が内側になるように捕獲機を覆い、ガムテープで固定した
持ち手部分をくり抜いた
罠のしかけが問題なく働くかテストする
プレートを押さえると 扉が大きな音をたててバタンと閉まった
何度か同じことを繰り返してみたが、問題なく動きそうだ…
今度はしかけが働かないように、麻ひもでしかけを固定した
これで、プレートを踏んでも扉は閉まらない
罠の加工が完了した
見た目はかなり不細工になったが、これで寒さはかなり軽減されるだろう

捕獲機はいつも食事をさせている玄関横ではなく、そこから少し離れた勝手場の近くの洗濯機の横に設置した
いつもの餌場で捕獲したら、リリースした後、二度とそこに帰ってこなくなるのではないのか と思ったからだ
実は ここ数日茶代さんはカプセルホテルで寝ていなかった
食事のタイミングが合わずに対面できないでいる
捕獲のこともあるので、置き餌にしていた
ドライフードは無くなっているので、食べてはいるはずだ
この辺りには空き家も多く、寒さを凌げる場所が他にもあるのかもしれない
1/3(金)まで、仕掛けを封じた捕獲機で餌やりをし、1/4(土)の早朝から仕掛ける
病院の受付時間は午前中のみで1/5の日曜日は休診日
1/4に捕獲してもその日のうちに手術できなければ、1/6(月)まで捕獲機の中に閉じ込めっぱなしになってしまう
それは あまりに忍びないので、11:00AMまでに捕獲できなければ、今回はあきらめることにした
捕獲するには こちらに来てもらわないと仕方ないので、美味しいオヤツを仕込まなければ…
ふだんの餌場には いつものドライフードを置き、捕獲機にはパウチを置いた
臭いが強めのものを選んだつもりではいたが、捕獲機の置き場はいつもの餌場と少し離れている
そこにゴチソウがあることに気が付かないのか、警戒して入らないのか…
その日は捕獲機には入らなかった
12/31
ホームセンターに行って、臭いの強そうなパウチとカニカマ(これは友人Aのアドバイス)など、ゴチソウを購入した
捕獲機にパウチを置いて、いつも食事をさせている餌場から捕獲機までの導線にカニカマを撒いてみた
夕方までカニカマは残っていて、捕獲機のゴチソウも残っていた
「ヘンデルとグレーテル」作戦は失敗した…
2020/1/1
もう時間がないので、いつもの餌場への通り道に捕獲機を置いてみたら やっと入った形跡があった
わずかに抜け毛が残っていて、茶代さんに間違いないと思った
これで 茶代さんにとって捕獲機はいつもより 美味しい食事を提供するレストランと認定されたはず…
この後、捕獲機を勝手口の近くの軒下(元の場所)に戻したが、問題なくそこで食事をするようになった
玄関横のカプセルホテルカフェは…
リリース後はこちらに来ていただかないとならないため、そこにもドライフードを少量
置いておいた
捕獲機に置いたゴチソウは少量だったので いつもの餌場のドライフードもだいたい完食してあった

捕獲機での食事は…
考えすぎだと笑われそうだが…
もしかしたら 捕獲されたときの食事はトラウマになるかな…
と思い、通常、我が家では与えていないカルカンウェットにした
皿は、リリースした後、同じものを使わないつもりでいたので、いつも使っていた皿は使わず、後で捨てられるように、発砲ウレタンの食品容器を使用した
去勢は始まりで、リリースしてからが本番だ
リリースしたら 必ず戻ってきてほしいし、その後の私と茶代さんの関係は良好でなければならない
できれば捕獲したのが私だと気づかれたくなかった
虫のいい話ではあるけれど…
臭いなどは仕方がないが、うまくいけば、視覚的には私は茶代さんの視界に入らず、捕獲機を運ぶことができるだろう
捕獲機に用意したウェットは好評で 毎回 皿まできれいになっていた
なんとなく、うまくいきそうな気がしてきた…

*2018年に出会った野良猫 茶代さん(現在 ご近所に迎えられ、茶白くんと呼ばれている猫さん)についての記録です
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