痒みがあったみたいで、時々掻いていた。そのせいで血が滲んでいたりしたので、時々消毒液をつけたりしていた。
小さいし、大した事はないだろうと思い、病院に行ったのは10月中旬。肛門腺絞りのついでに診てもらった。
皮膚炎だろうとの事で、消毒液と抗生物質を1週間つけてみてと言われたのだが、こういう耳のできものは肥満細胞腫という癌の可能性もあるんだよ、とも言われ、一気に不安になった。
翌日、腫瘍認定医の先生に予約を入れて、その翌日に診てもらう事ができた。
結果は肥満細胞腫。
なるべく早く切除したほうがいいとなって、2日後に手術となった。
耳の内側の下のほう。ちょうど軟骨の上に肥満細胞腫ができたので、病変部分と周辺、それに軟骨を切除して、離れた軟骨を接合させて傷口を縫い合わせたらしい。
手術から1週間後に病理検査の結果が出たのだが、完全に肥満細胞腫を除去できていて、予後は良好、との事だった。
耳の皮膚は伸びないそうで、軟骨と皮膚がしっかりくっつくまで、17日間もカラー生活を送っていたトラだったが、昨日、病院で抜糸してもらって、やっとカラーから開放された。
トラの耳にできた赤いポッチは、切除した時には大きさ3ミリ。最初に気がついた時から、そんなに大きくなっていない。
でもほったらかしにしていたら、どんどん大きくなって、耳にドーナツみたいに穴を開けたり、耳を切除しなければならなくなったかもしれない。
虫刺されみたいな小さなできものでも、お気楽に考えたらいけないんだと、今回つくづく思った。
トラの左耳はちょっと縦長になったけど、表側には何の変化も無くて、先生に感謝。
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