50年近く独自の保護活動してる母は3年位前迄は
来る野良ちゃんは全て家で迎えてた。
私の子供の頃は常に10匹以上の猫が
家にいた。
88歳の母は3年前頃から責任が取れないからと
外にご飯を置く様になった。
母の口癖は
「死んでもいいから好きなもの食べ」
だった。
いりこのジャコしか食べない子が病気になって
病院でジャコを食べさせない様にって言われた。
ケド母はその子にジャコをあげ続けた。
「死んでもいいから好きなもん食べ」って。
私には理解出来なくて何度か母とぶつかった。
だけど、その子少しして車に轢かれて虹の橋を渡った。
そんなん結果論やし…って。思った。
ずぅーと昔の昭和の話し。
戦争を経験してひもじさと戦った母の話し。
少し変わった母の話し。
野良ちゃんでずっと辛かったんだから
好きなもの好きなだけ食べさせたい。
って思いだったんだろうって推測するケド
やっぱり理解出来なかった。
「ゆみちゃん所の猫やと思うけど、うちの前で
轢かれてるで」って
酒屋のおじさんが言いに来た。
複雑な気持ちすぎて
最期まで好きなもの食べた子。
いま、食べない療法食と闘う日々とリンクして
どれが正解なのかわからなくなっちゃって
ほんとわからなくなっちゃって。

にゃんずはどっちが幸せなのかなぁ。
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