
秋の通院祭りも冬に移り変わり、
もみじのワクチン接種で今年最後の祭りを締めくくるという予定であったが、
イレギュラーな症状が勃発し駆け込み診察で今年の祭りは盛り上がったまま、
火はまだ消えそうにない。
11月初旬、まるの右耳の内側にかさぶたを発見し駆け込み。
耳の中も少し汚れていてミミピュアで完治したと思っていた矢先、
昨夜両耳の今回は外側にかさぶたアゲイン・・・これはいったい何なのか・・・
ピノコさんもまずは右耳にハゲを発見、ライト照射で真菌と当たりをつけ軟膏を塗布していた。
ところがしばらくすると左耳もハゲてしまい病院に駆け込んだのが一か月前だった。
真菌が広がったのだと思い込んでいたら真菌は右耳の先端のみで変わらず。
左耳は真菌ではなく皮膚炎だった。
ピノコさんの皮膚炎は正確には「好酸球肉芽腫」というらしい。
先生からそう聞いた時に名前の強さで一瞬にして落とし穴に落ちたような感覚になり、
顔の筋肉がこわばってしまい、それまで和やかな診察だったものが凍り付いてしまった。
初めて聞くワードではないものの、詳しく知らない故に名前だけがすぐに脳に貼り付いて恐ろしくなった。
実際は名前ほどの怖みはなく潰瘍の一種でアレルギーなんかで出るそうだ。
先生の話を聞いている内にお薬を塗ってればそのうち静まりそうだった、自分の不安も収まっていった。
しかし現在まで治癒がイマイチ、
直ったと思ったらぶり返す感じで耳もカピっている。
これはピノコさんがFIV妖精さんでもあるからかもしれないが。

ピノコさんはウチのイチゴという猫に大変好かれていて、
イチゴはいつもピノコさんにくっ付いて寝る。
帰宅するとだいたいふたりで勾玉を合体させたようなくっ付き方でHIの上のベッドで寝ている。
微笑ましいのだが真菌がイチゴにも移るかもしれんな・・・と思っていたが幸いそこの感染はなかった。
イチゴはたまにお尻歩きをするので今季のワクチンの際に肛門絞りをしてもらったら、
わりと溜まっていたらしい・・・

もみじも最近よくお尻歩きをするのでワクチンの際にお願いしようと思っていたのに、
採尿と連れ出しに不安があり頭はそのことばかりでいっぱいになり失念していた・・・無念。
今回が良い機会だったのでとても悔しい。
次回は2~3ヵ月後検尿の予定なので、手に書いて忘れぬようにせねば。
もみじはキャリーインを全力で嫌がるのでそう度々連れ出せない。
もう少し大人になれば「観念」を覚えるかもしれないが、
今はまだ絶賛お子ちゃまなので気持ちのまま暴れるのだ。

話がズレてしまったので皮膚炎に戻すと、
最近の寒さのせいか、ピノコ&イチゴのタッグが活動休止になり、
ピノコさんはまるに甘えてくっ付いている事が多くなった。
(まるの顔つきからして明らかに不本意であろうがピノコさんは気にしない)
その流れでのまるのかさぶたアゲインということで、
皮膚炎は移らないと聞いていたのだが、
そういうのではない思うのだが、
思うのだが、
まるは高齢だし症状が似ているのでいっそペアで診てもらう方がいいのかもしれない。
筋トレを始めてまだわずか2週間だ、早くも成果が試される2頭を抱えての診察・・・
宝物たちを落とさないようにしなければ。
そのような状態で通院祭りは年をまたいで来年まで続きそうだ。
ちなみに1月にポルカとチビ助の、2月にピノコさんのワクチンの予定だ。
合間にチャイの検診を入れなければならないが、
飼い主大嫌いモードな今の状態が嘆かわしい・・・
我が家は散らかっているのでお目汚しになってはいけないと広範囲の写真は使わないのだが、
珍しく一か所に集まっていたので。

猫同士そう仲良くもないのでまずこう密集することもないのですが。
というかこれはこれでそれぞれにソーシャルディスタンスありますよね・・・
ここに7名。
うちは猫さん全12名おります。
楽園です。
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