
今年のXmasは地元仙台の有志の方に誘われて、イワナの発眼卵放流に出かけてきました。
道中、田んぼで越冬する白鳥の群れを観察したり。
仙台市は政令指定都市と言えど車で30分も走れば、白鳥の群れに出会えたり、イワナやヤマメの住む川があります。
もちろん、そんな場所には熊もふつーに住んでます。

全国的に寒波ですので、仙台の山中も大雪かと思いきや、積雪なしという状態。
それでも渓の水は刺すような冷たさのなか、発眼卵を埋設する場所を決めて手作業で穴を掘ります。

発眼卵(はつがんらん)とは魚などの卵の膜から魚の目が見える卵のこと。
その卵を放流して、孵った直後から自然のなかで育つ、より天然魚に近い魚の放流方法。
渓流に深さのある穴を堀ることから始まります。

虫かごに発眼卵を入れ、それを洗濯ネットに入れて川に沈めます。
約2ヶ月後に掘り起こして、ネットの中の稚魚を支流に放流して渓流から魚が絶えないようにサポートする活動。
もちろん、固有種、在来魚の卵の放流です。
世の中には生き物の数を減らすボランティアと増やすボランティアがあるということ。

さて、この子達にはどんなXmasプレゼントあげようかな〜
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