食べるものを確保し、寝ぐらを見つけ、人やクルマや他の動物からも身を守らなければなりませんでした。
まだ一歳にもならない子猫にとって、それは大変な努力だったと思います。
甘える親猫も、仲間猫もいない状態でした。
だからかもしれませんが、玩具に殆ど興味を示しませんでした。「遊ぶ」という概念自体がないような感じでした。
でも保護からもうすぐ一ヶ月。暖かい安全な場所で寝ることを知り、飢えずに美味しいご飯が出てくることを知り、人に甘えることを知りました。そしてとうとう、「玩具で遊ぶ」ことを覚えました!
こうやって、すずお君は飼い猫に向けての修行を順調に熟しています。ひっくり返ってお腹を見せることも覚えました。この先、すずおに色々なことを教えて、共に暮らして頂ける里親さまからの連絡をお待ちしています。
