買い物が終わって建物を出ると、どこからか猫の声が。
しかもこの声、絶対に幼い猫。
ねぇ、どっかから猫の声が…と言い終わる前に、おとさんは車とは違う方向に歩き出してました。
「あそこに猫がいるよ」
見るとまだ小さい、でも子猫と言うにはちょっと大きい、シャムミックスみたいな毛色の子が鳴いてました。
近づくと逃げる→振り向く→こちらが近づくと逃げる→振り向く。
最後はしばし膠着状態。
でも結局はすぐ近くの家の生け垣に入り込んで、姿は見えなくなりました。
そこから立ち去ろうとした時、おとさんはこう言いました。
「遂に我が家も猫神様に!って思ったんだけどなぁ」
えぇっ!?
そうなの!?
「あのまま猫がすり寄ってきたら、どうするつもりだったの?」と聞くと、
「まぁそしたら家に連れてかえろうかなぁと」という回答が!
「もう我が家には、隔離できる部屋は和室しかないよ」と言うと、
「うん、和室で隔離だね」だって。
この人、いったいどこまで本気なんだろう???
そりゃこの寒空の下すり寄ってくる子がいたら、ワタシだって可愛いと思うし、何とかしてやりたいと思う。
でももう我が家もキャパオーバーよ。
まさか、キャパオーバーだと思ってないとか…?
それに里親募集するにしても、一緒に暮らすうちに情がわいてきて離れられなくなるに決まってる。
ワタシはおとさんに、
「もう我が家も不幸な猫のために頑張ってるよ、だから猫神様がもうカリタ家は十分やってるよって思ってくれてるんだよ」
と話してあげました。
おとさん、こどもかよ!🤣
猫神様に不幸な猫を託してもいいと思われる、猫神様の基準とはなんだろう?
でも我が家はキャパオーバーだから、今のところ悪い人と思われてたほうがいいのかな?
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この子は猫神様の最大限の恩恵に与ってるに違いない。まだまだ
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