チャコちゃんとの出会い

2023年2月20日(月) 284 / 0

2022年7月4日から早朝ウォーキングを始めました
コースは自宅から25分の所で迂回し表通りへと抜けて直進で家路につきます

毎日同じ時間に同じコースを歩くことにしました

折り返し地点には空き家つきの広い空き地があって、そこに猫ちゃんがたくさんいます

私は猫を飼うことができないけれど、ご飯を食べる姿を見るのが大好きです

ここの猫達はノラだけど近所の人公認で、猫のご飯を運ぶ人が多いので
どの子も人なれして、可愛い子ばかりです
20匹くらいいるのかな…?

草ボーボー、大きな木が数本あって天然のキャットタワーのようです

ウォーキング初日、私はドライフードをたくさん持ってでかけました

道路の縁石に山盛りにしたドライフードの塊を数個おくと
猫ちゃんが飛び出してきてもくもくと食べ始めます

かがんで眺めていると、こんなひと時が幸福な時となり
ウォーキングも三日坊主名ならずに済みそうだと、立ち上がりました

もっていたドライフードはなくなり
家路へと向かうべく、表通りへと抜けて歩き始めました

すると、コンビニの駐車場に一匹の茶白の猫が一人ぽつんと座っていて
誰かを呼ぶようにニャァ～ンと鳴いていました

私は思いました
あら、明日はこの子の分もドライフードをもってこよう…と

お目当てのネコちゃんのグループとは別の子でしたが
翌日にはこの子の分をとっておき、目の前におくと黙々とたべました

その様子の可愛いこと

その翌日もその子の為にドライフードをもっていきましたが
その時はいませんでした

今日はいないんだ…そう思い家路へと向かって歩き始めたところ
後ろから、「ニャア～ン」という声が聞こえました

振り向くと急ぎ足で私を追いかけていたのです

追いかけてくれたことが、嬉しくて私はタオルで地面を拭いてからドライフードを置きました

それから毎朝決まった時間にでかけ、チャコちゃんと名付けてドライフードを与えました

それが、私とチャコちゃんとの出会いです

おかげさまで三日坊主にならずに毎日ウォーキングに通うことができました

10 ぺったん