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お母さんと呼んでるうちに、名前が「お母さん」になってしまいました😅
お母さんは左の前足に奇形がある、障がいのある猫でした。三本足で歩きながら、4匹の猫のお母さんになりました。
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4匹を分け隔てなく大切にお世話わして、3匹が里親に行きました。
1番お母さんに甘えん坊の珊瑚を引き取ることにして親子で育ててきました。
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異変が起きたのは3年前。突然の呼吸困難でした。その時は薬で治り、それから2年以上、呼吸は陥没呼吸をしているものの、発作はなかったので治療を中断していました。
そして、年末に激しい呼吸困難で病院に運びました。検査の結果、心房の間に穴が空いており、動脈血に、静脈の血が混ざっているのが発覚。それによる肺高血圧症ということでした。
それから治療をすることになりました。
一月は何度か呼吸困難で病院で点滴をしたり、血を抜いて検査をしました。
お母さんは、全く暴れることもなく、痛みも我慢して治療を受けていました。
先生から、我慢強い良い子だと褒められました。
正月すら厳しかったけど、おかげで年越しを一緒にして新年が迎えれました。
そして、次の薬をもらいに行った、4度目の診察の時に、エコーで心房は穴が空いているというより、ほぼ、壁がない状態であることが判明して、先生から生きてるのが不思議なくらいだと言われました🥲
先生も見たことない症例だったらしく、研修医の先生や同僚の先生にも見せてました。
家が近所だったので、なにかあればすぐに来るよう言ってもらってました。
でも、少しずつ調子がいい日が続き、爪研ぎしたり、毛繕いもしてました。最後になった日も、朝からご飯をガツガツ食べてたので、調子よさそうと思い、その日は少し介護の息抜きに出てました。数時間のことでしたが、帰るとぐったりと腹ばいで部屋に倒れてました🥲
なんで、今日に限ってそばを離れたんだろう😭
なんで、1人で逝こうとしてるのよ??😭
すっごい後悔しました😭
呼吸は嘘みたいに穏やかで、まるで眠るように私の腕の中で抱かれてました。
それから朝まで私の横でぐったりと横になり、ずっと、眠っていました。その間ずっとさすってやりました。
ところが夜中、突然ヨロヨロと起き出して、部屋をじっと見ていました。まるで自分が育った場所を焼き付けようとするかのようでした。
もう、頑張らなくたいいよ。。。
よく頑張ったよ。。。
そう私は涙しながら抱っこして抱きしめました。
それから朝まで昏睡が続き、さすっていた手から、呼吸がだんだんと遅くなり、2/16 午前5:00 眠るように旅立ちました。ウチに来てまだ、6年でした。
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