今季、金曜夜にやっている『リエゾン~こどもの心診療所~』は観ていました。
https://www.tv-asahi.co.jp/liaison/story/0008/
おととい、最終回だったー。
様々な問題を抱おえた子どもたちと向き合う、
児童精神科医のお話です。
ASDの女の子に事故でなくなったママの死を伝えるシーンで。
ママはもういません
ママは死んだからあえません
…とパパが教えているのをみて。
辛かったです。
子どもに『死』を伝えること。
私の友人は、義父の(子どもからみて祖父)葬式に子どもを連れていきませんでした。
怖がるから、と。
確かにまだ未就学だったか一年生になったかの時期で小さかったのもあるとは思います。
間違っているとも思いません。
でも。
亡くなったママに会いたくて遊園地のおばけやしきに行こうとした(行った)コもいて。
「お星さまになったよ」「遠くにいったんだよ」「おばけになったんだよ」と伝えることは
子どもは混乱するんだという話をしていて。
小さい、優しさのためのウソも。
子どもにはよくないことなのかもしれないなと
思いました。
我が家は、子どもたちが生まれる前から
むぅとちゃあがいて。
むぅはこむすびたちが小2、小1のとき
ちゃあは小5、小4のときに亡くなりました。
ふたりとも最期まで一生懸命生きて、
家族として二人に『死ぬ』ってどんなことなのか
教えてくれました。
冷たくなって固くなる…
もう触れない、
もう会えない。
でも思い出せば、心の中にいてくれる。
忘れてしまえば、すべてがなくなる。
私は命の大切さを教えるために
ねこと暮らしているわけではないですが。
ドラマの中でのセリフで
『子どもたちの記憶は
かけがえのない宝物になる…』
というのがありました。
むぅと最後に行ったキャンプも。
ちゃあの医療方針で悩んで泣いたことも。
二人にとっていつか何かの糧になってくれると思います。
あれから12年。
あのときお腹に(密かに)いたコが。
今年12歳になります。
長男を産もうと決意できたのは。
あの震災で多くの命が失われ
命について
生きることについて
考えたからだと思っています。
あの時、テレビの向こうに映る映像を観ながら
お父様が亡くなる瞬間を観ていた同僚Aさんの姿を見ていなければ。
同僚Aさんがお腹の赤ちゃんを失っていなければ
もしかしたら私は長男を産み育てることを放棄していたかもしれません。
2023/03/11 2:46の空
![](/img/diary_image/user_166249/detail/diary_285310_2.jpg?h=e059d884488a4d0f028e94022a0ac139)
黙祷。
Aさん。お元気ですか?
あの時抱っこしにきてくれたあのコが
こんなに大きくなりました。
こちらはみんな元気です。
日々、いろんなこと起こるけど。
仲良く笑って過ごしています。
![](/img/diary_image/user_166249/detail/diary_285310_3.jpg?h=e059d884488a4d0f028e94022a0ac139)
あの時にあなたとした約束、忘れてません。
どうかどうかお幸せに暮らしていらっしゃいますように…
先週は予定外の湯沢で。
今週は元々行く予定でいろいろ下準備していたので。
こむすびたち、発熱したりしたけど(2人とも受診、検査しました)
キャンセルできないので、先週とはたぶん逆斜面(?)の岩原スキー場に行ってきました。
先週からの暖かさで雪が溶けて
リフトに乗ってるときに
![](/img/diary_image/user_166249/detail/diary_285310_4.jpg?h=e059d884488a4d0f028e94022a0ac139)
フキノトウをたくさん見つけました。
昨日はいい天気で。
暖かいというよりはもう暑いくらいで
半袖で滑っている人もいるくらい。
リフト待ちがめんどくさくなったこむすびたち、
すいているコースのリフトを指差して
「ママ、俺たちでも行けるか見てきて」
![](/img/diary_image/user_166249/detail/diary_285310_5.jpg?h=e059d884488a4d0f028e94022a0ac139)
初級者コースは閉鎖だったので
リフトの左右、滑れそうかどうか確認のために滑走して。
楽しいには楽しいのですが、
行けないことはないけれど
二人が楽しく、まわりにも迷惑をかけずに滑らせるのにはまだ無理かな~と。
そんなことをやったから。
今日は久々に筋肉痛…ヤバい。
「母ちゃん、こけた?」…こけてないよ。
「大変だった?」…ん?私は楽しかった。
「じゃ、ムリ~。あっちで滑ろう!
動画、撮ってねー📱」
私ももう少しうまく撮れるようにしないとね💦
画面横に撮ると、編集したとき左右が切れちゃうのねー。
GoPro欲しくて見に行ったけど、
その分ゲレンデ行った方がいいかなって←やーねー、貧乏って。
今回はゲレ食なしで駐車場でごはん。
「こっちの方がいいよ。待たないし、ゆっくりのんびりできるし」
「次回は違う椅子持っていこう!」
帰り際、私が手袋を落としてしまったことに気づいたら
自分も疲れているだろうに「一緒に探してあげる」と おぉ兄。
ゲレンデで迷子になりたくないだけのことかもしれないけど。優しいコ。
いつまで一緒に行けるかな。
だけど。
『子どもたちの記憶は
かけがえのない宝物になる…』
宝物になるかどうかはわからないけど。
子ども時代に楽しいこといっぱい経験してれば
楽しいことをするために
頑張れるおとなになれるんじゃないかと信じて。
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