あ、ネコジルシ内の話ではないです。
某公園での出来事です。
私の主観で書いてしまうので
もしかすると、失礼な内容なのかもしれないけれど。
でも正直に自分が感じたことを書きます。
もしご気分害されたりする方がお見えでしたら
先にお詫びします。
またとにかく長いので、途中で読むのをおやめいただいてもいいです…すみません。
保護団体云々、
動物愛護団体云々、
地域猫云々、
保護ボラ云々…
批判のようなこともチラホラ耳にしたり目にしたりしますが。
私も猫のボラを少しばかりお手伝いさせていただいたり、
数少ないながらもTNRをしたりしている立場の人間ではありますが。
その立場にありながらも。
疑問というか、
納得いかないというか。
…だからと言ってどうこうするわけではないし。
何か行動を起こすわけでもないのだけれど。
『反面教師』として記憶に残しておこうとすら思える経験。
この先、歳をとったとしても こうなりたくないな
という経験です。
遡ること11年前のこと…
(この写真は2013/11のその現場です)
この公園は野良猫がたーくさんいて。
砂場も公園も猫のうんちがたくさん落ちていました。
この公園の猫たち…31匹?(違うかも)だったかを
TNRした方たちがいました。
この日記にある『お母さん』と。
お母さんが助けられたという、
おむすび市の『地域猫ボランティアの代表』Aさん。
Aさんは。
…私の日記の書き方が悪く、場所が容易に特定できる書き方をしてしまったために現在は友だち限定の日記にしてしまっているのですが。
おむすび家から近くの、民家付近でTNRをした時に市から紹介をされました。
おむすび市で『猫』と言えば
Aさんにつながる、そんな存在。
TNRのとき、ご近所へのチラシを撒くことや、捕獲器の使い方、病院まで一緒に行ってくださったり(これは頼んでないのについてきた。この方車の運転ができないため)
お世話にはなりました。
が。
その時も様々、Aさんの発言に疑問を持ったり
正直傷ついたりしたこともたくさんありました。
…猫風邪のせいで鼻がつまって捕獲器のエサの匂いがわからないコに対して「手術なんかしなくたって死んじゃうわよ」とか。
(そのコたちは投薬して風邪が治ってから無事TNRし、現在でも元気にしています)
Aさんのお宅にAさんを送った時にも「手のかかるコが死ぬとホッとする」(他のコが保護できるからだ、という意味でとらえることにしたけれど聞いたときにはギョッとした)とか。
とにかく。
「猫のために世田谷のマンション三棟売った」とかなんとか…
それでもね。
猫と言えばAさんに繋がってしまうから。
この時も結局、Aさんに繋がってしまった…
けれど。
このコたちのその後…
知らされていないし、生死すらわかりません。
保護費用だけ取って、
殺されてしまったのではないかとすら思う気持ちもあります。
(保護団体や愛護団体への不信感ってこういうところから生まれますよね)
Aさん絡みでも、絡まなくても
地域猫のセミナーなどには参加したりもしていました。
でも。
何かと言えばAさん…
もう会いたくないし、
関わりたくなくて。
そんな気持ちから、地域猫のことから
遠ざかることにしました。
話を戻します。
その公園の近くにも、猫スポットがありまして。
…ちっちとぴっぴ、ずれっち(雪ちゃん)、ちゃしー(風ちゃん)のところです。
このコたちを通じて、このコたちを見守るためのメンバーができて。
LINEでの情報共有しています。
(我が家も餌やりをしていましたが、昨年こむすびーずの不祥事により現在は見守りと緊急事態のみの参加とさせていただいています💧)
ここの現場から、そのうちのひとりを保護してオウチのコにされた方がいます。
Jさんです。
公園のおかあさん、体調が良くないことは聞いていましたが。
ついに手術のために入院することになってしまいました。
公園の餌やりは、おかあさんの他にもう一人男性のGさん(こちらもそこそこご高齢)がいらっしゃるのですが。
おかあさんは、入院中に自分に代わって猫たちにごはんをあげてくれる人を探していました。
その話はおかあさんから直接話を聞いていたのですが、
私は以前、地域猫やさくら猫 TNRのことを知らない時代ではありますが、とある公園の人懐こいコを無責任に可愛がって。
おやつやごはんをあげたりして人を信じさせてしまい。
そのコは池に投げられて殺されてしまったのです。
そのコに誓って、
責任もってお世話できないコには簡単な気持ちでごはんをあげることは今後一切しないと決めているので
その件もお話した上で、
申し訳ないのだけれど私はお受けできないけれど
近くの現場の猫をお世話されている方にお声をかけてみるとお答えしました。
Jさんも、それ以前からおかあさんやGさんのこと、公園の猫たちのことも気にかけてくださっていてご存じで。
おかあさんの入院中もごはんをあげに行ってくださいました。
5/5のこと。
JさんからLINE。
『公園のその後ですが、Bさん(おかあさん)は術後回復が思うようにいかず、餌やりを引退するそうです。
で、先程保護活動してらっしゃると言う方(Aさん)から電話があって、今日17時半から公園の子を捕獲できたら保護して連れて行くとの事なので、ちょっと立ち合いに行ってきます』
のあと。
『めっちゃ揉めてます』と。
『とりあえず一匹は保護されてAさんが連れていきました』と。
そして引き続き翌日も同じ場所で、ということでした。
おかあさん(Bさん)とは。
日記にも登場していますが、
こむすびたちのことも可愛がってくださり
公園方面に買い物に行くときは必ず帰り道おかあさんのところに寄って挨拶をしに行ったり。
たまにごはんの差し入れをしたり。
私がシェルターでお手伝いをしていることや、
どこかへ出掛けた時は少しばかりのお土産やクリスマスプレゼントと一緒に連絡先を書いた手紙を渡したりもしてありました。
なので。
おかあさんの真意を聞きたくて、
翌日、現場に行く前におかあさんのお宅へ伺って直接おかあさんの口から話を聞きに行くことにしました。
Aさん宅に保護されることはおかあさんの希望なのかどうか。
もしそれが仕方なくなのであれば保護費用はかかるけれどシェルターに(保護できるかどうか許可もらっていた)保護する選択肢もあるよ?と提案するつもりだった。
でも。
おかあさんは、「Aさんしか助けてくれる人はいなかった」
「10年餌やりやり続けても救いは誰もなかった」
そして「この前も寝床に油を撒かれたのよ。あの公園にいるよりはマシ。クロちゃんは夏になるとものすごい蚊がたかってかわいそうでみていられない。
私にはもうどうしてやることもできないから。
あの公園にいるよりはマシなのよ」と。
だってAさんちって、借家でこう言っちゃなんだけど狭くてあんなところに10匹とかっているんでしょ?
それでもいいの?
「Aさんちの庭に猫の小屋を作ったみたいで、写真も見させてもらったし、仲間も行ってみてきたけどちゃんとしてるみたい」(でも借家だよ?)
「Aさんのところに行くことに私は納得しています」
とのことだったので。
必要なときに何もして差し上げられなかったことを何度もお詫びして。
…正直、あぁ誰よりも何よりもAさんを信じてるし。もうこの方はご自身の身体のこととご自身のねこさんのお世話だけでも精一杯なのだなぁと。
私ももう少し踏み込んでお話しておけばよかったのかなと。
少し残念な気持ちになりました。
あとはAさんと言い争いになったGさんの気持ちかなーと思い、公園へ向かいました。
途中、Jさんと会って公園につくと。
公園の植え込みに捕獲器。
虐待疑惑もある、子どもたちも遊んでいる公園に捕獲器を放置…
ありえないんだけど。
程なくしてAさん登場。
何事もないように捕獲器を手にして乱雑に扱う。
…ありえないんだけど。
「どうもー。なんかお腹空いちゃって~、食べてきちゃった」と何か食べてきたらしきレジ袋片手に。
「クロちゃん、ダイジョブよ~。あ、これ写真。思い出になるから。『やきまわし』てきたの」とJさんに手渡す。
…やきまわす、じゃなくて『焼き増し』な。
「あのコたちはラッキーよ。他のとこだったら一匹100万円くらいとられるのよ!」
どうやら4匹くらい高齢のため猫が亡くなり『空き』が偶然できたんだそうだ。
Jさん、気になっていた件を聞く。
J「クロちゃん、病院は連れていったんですか?ワクチンとか駆虫とかどうするんですか?」
A「ワクチンは全身麻酔しないといけないから…」(え?)
「ウチは往診にきてもらってるの」
J「どこの動物病院ですか?」
A「えっと、あのー。なんだっけかな。あ、○○動物病院」
J「へぇ~。往診に来てもらえるんですかー」
(Jさんと私、即座にスマホで検索。一応実在)
J「普通保護したらすぐに受診するんじゃないですか?」
A「まだ触れないから~」
(触れないコも病院連れていってるけどー?)
A「私だってこんなことほんとはしたくないのよ!でもBさんからどうしてもお願いって頼まれたから仕方なくやってるのよ。
そんな!なんか私のこと疑うみたいな。
だったらやらないわよ!!
私ね、市役所に問い合わせてもらえばわかるけど、何十年もボラやってきてるのよ。マンション三棟分お金使ってきたのよ!
こんな侮辱受けるの初めてよ。」と突如激昂。
J「今はその話はいいです。クロちゃんはちゃんと病院に連れていってもらえるのか、あのコのこれからのことが心配で聞いてるんです」
その後、おかあさん(Bさん)に電話して。
私たちの方を向きながら叫ぶように
「私たちのがこの公園に来たときは~
なんにも知らないくせに…うんぬんかんぬん
こんなにバカにされたの、31年猫やってきて初めて!」などなど(あんまり聞いてないけどものすごい大きい声)
私たち、とか。
10年のつきあい、とか言ってるけど。
私、聞いたよ。
Aさん、Bさんのこと「ダンナが入院して、保険金たくさんもらっただかなんだかで公園の猫の餌いいやつやってる」って悪口めいたこと平気で言ってたよね?
Bさん、ご主人が危篤のときだって猫が待ってるってごはんをあげに来ていたんだよ。
その後、騒ぎを聞いて「どうしたんですかー」と登場したもうひとりの餌やりのGさん。
Aさんはまだ大音響でBさんに電話していたから放置して、
もう一ヶ所の餌場に先に行ったGさんのところへ。
Aさんが居ないところでのGさんの気持ちを聞きに行きました。
J「昨日、14日まで考えさせてくれって言ったのにいきなり捕獲器もって現れて、いきなりクロちゃん連れていくって言われて。Gさん怒ってたじゃないですか。
本当にAさんちに保護してもらうのでいいのですか?
病院だってちゃんと連れていってもらえるかわからないですよ?」
G「俺も一晩考えたんだけど。クロにとったらここにいるよりもよっぽどマシだろうと(Bさんと電話で話したらしい)。4匹、ひと月5000円で面倒観てもらえるっていうんだから、他にそんな話はないだろうと思ってさ」
Jさんは、先住ちゃんひとりがいたのだけど ご自身もお外の猫ちゃんを迎え入れた経験からも
「ワクチンも全身麻酔だとか言うし、わけわからないですよ。
お金はかかってしまうけれど、おむすびさんが関わっているところのシェルターだったらちゃんと医療もかけてくれるし、その後の様子だってわかるし。初期医療が終わって人馴れしたら里親さんだって見つけてもらえるかもしれないから。
Aさんだけじゃなくて、もうひとつ選択肢見つけましたよって、おむすびさんに来てもらったんです」
B「そんならその方がいいよ。だけどもうBさんとAさんで話して決まったことだしなー。
もうこのことで言い争いするのもやめましょう。
で、ワクチンって何?
俺も何びきかここの猫とか、他の野良猫ウチに連れて帰ってるけどワクチンなんてしたことない。
あの人も他にもたくさん猫いるし、そんな検査とかいちいちできないんだろ。それは仕方ないよ」と。
Jさんと顔を見合わせる。
…え。うつる病気とかは?先住ちゃん心配じゃないの?
BさんとGさんが。
各々身体の痛いところを引きずりながらも
毎日毎日猫が待っているからと
暑い日も寒い日も、例え雨が降ろうとも通ってお世話をされてきた猫たちだから。
お二人がご納得されているのであればもう口を挟むべきではないと思い、
まだ電話でがなりたてているAさんのことは無視して帰ることにしました。
Jさんは、短いながらもその4匹にごはんをあげに行き。
愛情もあったし。
クロちゃんのことも、もしも移る可能性がある病気などあれば隔離をしなければならないけど、保護してオウチのコとして迎え入れる気持ちも少し視野に入れて考えていらしたこともあり。
とても残念な様子でした。
その後、Aさんから電話で一方的に私たちのことを伝えていたのでBさんにその後のことを直接ご報告にあがることにしました。
J「もうあのコたちに会えなくなってしまうのに、最後嫌な気持ちが残ったままになるのはよくないもんね」
Bさんに、Aさんからの電話で嫌な思いをされたのではないかとお詫びして。
話のいきさつを説明しました。
Bさんは、Aさんのことは長い付き合いで信頼しているから大丈夫よとおっしゃり。
私たちが言ったり思ったりしたことは失礼ですよ、とたしなめられてしまいました。
でもまぁ最後は笑顔で誤解がとけて話は終わったので…よかった、のかな。
とにかく、お世話をされていたお二人が納得する形なのだからそれでいいんだよ
とJさんとも話したのですが。
Jさんは、この保護の話に巻き込まれ嫌な思いをされただけ…
もう少し事の方向性をまとめてから行動を起こして欲しいよね~って。
でも先住や他の猫たちもいるのに、病院も検査も後回しとかこの先のことも不明瞭だったり。
それでも『保護』なのかなとか。
いろいろモヤモヤ。
確かに猫嫌いな人も多く居て、虐待疑惑のある公園での出来事だから。
『今よりマシ』な生活なのかもしれないけど。
本当にそれがベストなのか
もう少し、こうなることも踏まえて考えられなかったのかなとか。
(Aさん65歳以上、Bさん70代後半、Gさん70代)
…私はもう、Aさんが最初に関わってしまった現場のコたちだからどうにもならないだろうなとも思うのだけど。←半ば諦めと呆れ
この件、書くのをやめようとは思ってた。
陰で悪口言ってるみたいで陰湿かなとか。
けどTwitterやることになって。
Jさんの呟きの数々を見つけて
彼女の気持ちも考えたら。
書き残しておいた方がいいのかなと思った。
彼女も同じこと書いてたから。
彼女は、あの猫たちが幸せになる行く末を見守りたくて協力をしようと思ったはずなのに。
「あの人がウチの市の猫活動で市と繋がってる代表とか嘘でしょ。あの人通したら助かる命も助からなくなる」
私も5年前からずっと同じ思いを持っていた。
確かに地域猫や保護猫と関わっていたら
理解のない方や猫が嫌いな方からは嫌なことを言われたり、辛い思いをしたりもたくさんするだろう。
だけど。
根本は猫が好きだからやること。
なはずなのに。
高圧的な態度や口ぶり、
してもらって当たり前、
こっちはやってやってる感。
…違うよ。
猫好きな集まりが、協力して、周囲の理解を広げていくことで
猫たちを見守っていくのが地域猫活動なんじゃないの?
何年間やってきた
どれだけのお金をつぎ込んだ
何頭TNRした
実績を自慢されても…
その中のどれだけのコが本当の意味で幸せになれたのだろう?
あの公園の、残り3匹のその後。
心配ではあるけれど
依頼主さんのおかあさん(Bさん)がそれを望むのだからそれでいい、とはいえ。
…Aさんだってそこそこの高齢で
『保護施設』は借家の敷地内に建てた小屋。
本当にそれでいいのか?
猫のこと→Aさんに、という市の対応。
市も体裁で野良猫の対策とってますとしたいだけで、Aさんが市民に対して猫に対してどうしているのか把握もせずに丸投げしてるって。
どうなの?
これじゃ野良猫の対策を共働してもいいよ、という人の芽を摘み取るどころか、踏みにじることばかりになっていくんじゃないのかな。
このままだと おむすび市の猫活動に未来はないと思う。
と思ってしまうのは私だけなのかな。
ポストを開けたら、迷い猫探していますのチラシが入っていました。
早く見つかるといいな、と思いながら連絡先を見たら
飼い主さんちの連絡先と
おむすび市猫の会Aさんの連絡先が…
頼む!猫ちゃん、頑張って自力でオウチに帰ってくれ!!
私が今できること。
ウチは決して裕福ではないけれど。
お外から卒業したこのコたちが
「お外じゃなくてここの生活がいちばん幸せだなぁ」と、
いつか命が終わるときには家族としてお別れができるまで同じ気持ちで暮らしていけるようにすること。
まる、はみ出てるよ。お腹の肉
でもさ。
お腹がすいたにゃーんっていくら鳴いても空腹だったんだもんね。
今は食べたいときに呼べば食べられる。
って安心できるようになったら、ダイエットすればいいよ。
ウチのコ、なんだから。
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