ワタシはマーベル、アメショの女の子。
ワタシ、ときどきママを思い出すの。
ママのお顔はよく憶えてないわ。
でもね、ママの匂いははっきり憶えているの。
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ママはね、女の子として生きていく術をワタシに教えてくれるはずだったのよ。
でもね、これからって言う時にワタシ、ママと引き離されちゃったの。
生まれてから9週目の朝だったわ。
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ママはワタシに言ったわ。
「大丈夫、あなたはワタシの子なんだから立派な女の子になれるわよ。心配ないわ。あなたの中には女の子としてワタシの血が流れているんだから。」
そしてね、ママは最後に。。。
「変な親爺だけには気を付けなさいね。さよなら、元気でね。幸せになるのよ。」
って言ったの。
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それからはワタシ、誰にも教わらずにひとりで可愛く見せるワザを練習したの。
そしたらね。。。
親爺さまがニヤニヤしてワタシのことをモフモフするのよ。
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ママが言っていた「変な親爺には気を付けなさい」ってこのことだったんだわ。
ママ、ごめんなさい。
ワタシはママの言い付けを守れなかったわ。
親爺さま、やめて~!
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でもママ。。。ワタシは今、しあわせよ。
マーベルは。。。たくまずして私を誘惑します。
それともわざとかなあ。
(⌒∇⌒) =^_^=
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