啓蒙活動をされてる方なら幾度となく耳にしたことがあるでしょう。
今、まさにこれをブツクサつぶやくような案件の相談が入りました。
最初の2匹を去勢しておけば(オス2匹)
しないならせめて室内飼育にしておけば(出入り自由)
こんなことにはならなかったはずなのに。
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/ゴミゴミしとるけどここオレの家なんよ\
※ 次 崩壊現場の写真が入ります
見たくない方はここまでにしてください
現場です
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家主は独身高齢70代男性。
2か月前にこの中で倒れ、そのままじっとしてれば気分悪いの治るかと思ったが治らず
意識があるうちに自力で救急車を呼びそのまま入院。
救急隊員に若干同情する・・・。
退院して帰宅しようにも2か月の間に出入り自由の猫たちのおかげで
更に家の中は荒れ放題、キッチンの床は抜け落ち臭いも・・・
仕方なく今はホテルに滞在
膝が上がらずよちよちヨボヨボの足取りで車を運転し
猫にご飯をあげに毎日通っているという。
親戚から相談を受け、猫を手放すことに同意。
だけど、、10匹以上いる子たちを収容できるシェルターなんぞ私は持っておらず
センター絡めて話を進める予定です。
(広島県は現在殺処分は行っていないので)
幸いギリギリでも収入はあるので猫たちの安全さえ確保できれば
ゴミの片付けもリフォームもやれる、はず。
一気にとはいかないだろうが。
出入り自由が猫の権利
とおっしゃる方もおられますが。
こうやって崩壊するパターンのほとんどが出入り自由で
いつの間にか入ってきちゃった
いつの間にかうちで子猫産んじゃった
ということがほとんど。
優しいんですよね、いいよいいよそのまま居ても
とおっしゃるんでしょう。
ですが、居てもらう以上はちゃんと管理しないとあっという間にこうなります。
この高齢男性も最初は猫を手放すことを渋りました。
帰宅しても猫がいないと生きる気力が湧かない
毎日の生活に猫がいないと寂しい
お気持ちはよく分かります。
だから、一番最初の2匹(推定10歳)だけを去勢して残そうかとも思ってます。
でも子猫を見てしまったら「可愛いから出したくない」と言い出す。
その前に、この環境、この家で生活ができないのに?どうするの?
と時間をかけて親族さんが説得してくださり。
親族さんの家の近くに、自称保護活動者がいて
TNRをする!と息巻いていたようですが
この猫屋敷の隣は猫を殴り殺すような老夫婦がいること
TNR後に高齢男性が引き続き猫の世話をすることは不可能であること
そもそもTNRは野良猫に対して行う行為であり、ここの猫たちは飼い猫であること
ということから、TNRは問題解決にはならない、とストップしてもらいました。
時々いるんですよね、TNRこそ全ての正義!と思い込んでる自称保護活動者が。
それで解決になってみんな納得するならOK、この場合は明らかに違う。
今週センターが現調に来るというので、立ち会うことになりました。
本当に。
最初にしておけばこんなことには・・・・
猫たちが本当に可哀想です
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みんにゃでゴローン
が幸せ
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