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前回の続きです。
保護した子猫をすぐ病院に連れて行ったところ、まだ380gでしたが、離乳食で大丈夫とのことでした。離乳食も食べ、トイレもすぐにできました。ママ猫はちゃんと育ててました。
「ひとりでごめん。兄弟もすぐに連れて来るからね。」と声をかけ、初めはこんなに小さいのにと驚くくらい、大きなシャーとフーとカッ!でしたが、猫じゃらしで撫でたり、話しかけたりするうちに、3日くらいで抱っこできるようになりました。
声の大きさで、うちのニャンズも気がついていたとは思いますが、まだ平常でした。
この4月から異動になった主人は、平日いつも10時くらいになるので、動きが取れないため、次の土日を保護決行の日と決め、ママ猫には悟られないように、ご飯をあげ続けました。
夜にはこっそり子猫たちを連れて来て、大人用のカリカリを食べさせており、「今引っ越ししないでねー」と祈る気持ちでした。
一方我が家で一足先に保護したちびっちょに、すっかり家族はメロメロになり、還暦が近づいてくる年齢から、きっと最後のうちの子だなーと何となく思うようになりました。
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捕獲準備や子猫のお世話、何となく続く緊張感の中、寝不足気味で決行の日を迎えることになりました。
続きます。