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知り合いから往診専門の先生を紹介してもらう。
ありがたい事に当日に往診してもらう。
先生からは
「検査で負担をかけると激しい呼吸困難になりかねないからできない、(今までの様子などから)白血病かもしれない」と。
長く効果のあるステロイド剤と抗生物質の注射をしてもらう。
その夜、呼吸も落ちつきあやめはぐっすり眠り、
数日、食欲もあり吐く事もなく、歩き回れるほど、落ちついていたので私も一週間ぶりに布団で寝た。
でも、注射から5日目頃から呼吸は落ちついているが食欲もなく、だるそうな様子。
再度往診をお願いする。
血液検査ができて白血病ではなく、腫瘤ができているのではないか…と。
大きな病院なら検査も可能だけど、その移動ですら無理だろうと。
ステロイド剤の注射だけしてもらう。
2度目の注射の効果は感じられず、日に日に苦しさが増しているようで、横にはなれず、座っているか、前足を地面につけてうずくまって眠れず、部屋の中の落ちつく場所にちょっとずつ移動してずっと苦しいのを耐えている。
全く眠れていない。
酸素缶で補助もしても苦しみを長引かせるだけになり、家族でやめようとなる。
6/10夜中、口を大きくあけて浅い短いたくさんの呼吸、紫色の舌、もう今夜で無理だろうと、
「もう、頑張らなくていいよ、休んでいいんだよ」と声をかけ見守った。
でも次の朝、夕べより呼吸が落ちついたらあやめがいました。
正直「何でそんなに頑張るの?」と、とり乱してあやめの側で泣いていました。
苦しいのをひたすら耐えて1日を過ごすあやめ。
何もしてあげられなくて悔しくて悲しくて涙ばかり溢れて。
そして6/12
旦那も息子も出社後、再度往診をお願いし、
とても苦しそうなあやめに声をかけながら
「あやめ、いい子ね。苦しいね、今日先生が来てくれるからね」
と、すぐ側で簡単な家事をしていました。
かなり苦しそうなあやめ。
座ったり、うずくまったり落ちつく場所に移動する。
体を横たえたり、起きたりを繰り返し、
何だか今までと違う。
「どうしたの?」と気になりついて行く。
冷たい玄関のたたきに降りてうずくまる。
そして数分後、ふらふらと歩きだし突然大きな叫び声をあげて倒れ、短い呼吸を繰り返した後、
小さな叫び声を2回あげて、呼吸が止まりました…
覚悟していた最後でしたが、悲しくて悔しくて…
「あーちゃん…‼あーちゃん…‼あーちゃん…‼何でこんな事に…‼あやめ、ごめんね…!!」
と、激しくとり乱し涙が止まらなかった。
1ヶ月前はとてもとっても元気でいたずらして走り回って、ととのご飯を横取りして食べてるくらい、本当に元気だったのに…
毎日、本当に苦しいのによく頑張ったね、
いっぱいいっぱい偉かったね。
ずっと眠れなくてつらかったね。
ゆっくりおやすみ。
あやめ、本当にいい子だね。
あやめ大好きだよ。
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