亡き父　出棺を沿道で見送る　ワン子達

2023年7月6日(木) 2023-07-06T11:04:34+09:00 584 / 0

自宅から　通夜会場へ出棺する時、家の前の沿道に　二組のワン子達が見送りに来て
くれて保護者さんから　お悔みと感謝の言葉を頂きました。

弟に経緯を聞くと一匹のダックスの子（スムースヘアー）は　数年前に父がたまたま院内の掃除
をしに待合室にいた　その子をパッと見て（目診察）弟に走って詰め寄り耳元で「紹介状、紹介状」
と言いに来たそうです。？？？（弟いわく親父ウザ）

その子は今日は別件で来院されてたそうですが、父の目診が気になり触診してみると…首の横に小さな
しこり　がありました。父言わく「首が少しふくらんでいるのと、顔が少歪んでいる」
弟言わく「そう見ればそう見えるけど…？？？何でそこからガンまで行くわけ？？」

父は老いると同時に変な感性（神がかり、お計らい、お導き）が働き自分の意識ではなく目に見えない
何かに後押しされている気がすると　常々言ってまして、こういう症例の場合は助かる偶然と条件が
不可思議かの様に折り重なっているから助かるからな(^^♪と　言ってました。ダックスの子が
まさしくでした。直ぐに　専門高度医療の病院へ紹介状を書きました。


紹介状って　普通、「○○○の結果　○○と思われる？ので　宜しく云々……」
これが礼儀だと思うんだけど♪　（今回の神がかり？的な場合は　(笑)）
常識破りな紹介状で、検査無しで文言と電話一本だそうです。

そう、検査しないんです。

ななななんで？

父言わく、「大きいとこは、どうせまた最初から検査するんだろぅー」
「お金を払う立場と、時間と、ワン子が　気の毒な思いするからなぁ～」

弟言わく「　親父、間違ってたら　恥の上塗りだからと咎めるんだけど…」
「だけどなぁ、的中なんや　、人間もこんな偶然よくテレビでやってるでしょ
たまたま休みの外科医が、たまたま○○にいて、ドンピシャンの偶然で緊急オペして
奇跡の一命をとりとめるみたいな実話……（うんうん）」

父は老いると目先、手先はおぼつかなくなって来ましたが、神的というか、カンというか、虫知らせ？
が働いてきたようでした。


沿道で父の出棺を見送る　ワン子を父はどんな気持ちで見下ろしていた事でしょう…
余命宣告の年数を超えてホット安堵している事かと思いました。


追伸
先の「軽トラ救急車」記事に　足跡を付けて下さった温かい皆さま、有難う御座います。
また　ゆっくり遊びにお伺いいたします。


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