昨年秋にチー坊を見送って、年を越して、もう夏になりました。
実は昨年末に新しい家族を迎えていました。名前はヴァレ。

チー坊がきっかけで、ご縁あってメインクーンの子をお迎えすることになりました。とっても可愛いふわふわな男の子です。
当初保護猫さんをお迎えする予定が、保護主さんのご事情で無しになり仕方がないかぁ、と少し寂しい思いをしていた矢先に某別のサイトでとんとん拍子に話が進みました。
猫ちゃんを大切にしてらっしゃる素敵なブリーダーさんなのですが、
「一度もこういうサイトでメッセージを送ったことがなかったけれど、掲示板であなたが大事な家族を看取ったと書かれていて。気付いたらあなたにメッセージを送っていたの。」
ヴァレに初めて会った時、見た目がこんなに違うのにチー坊を思い出さずにいられませんでした。


ブリーダーさんとチー坊の話をして泣きました。そしてヴァレをお迎えしようとすぐに決めました。
ヴァレはイタリア人男性名の「ヴァレリオ(健康で強い)」から取りました。パパ猫がイタリアから来たらしい。なんだかゴージャスね、と笑って、でもチー坊よりうんと元気に長生きしてほしくてこの名前にしました。
今でもチー坊が私にヴァレを引き合わせてくれた気がしてなりません。
今日もヴァレは元気に走り回って日向ぼっこをしています。すくすく元気に育っていこう。
なぜ今この日記を書いたかというと、ヴァレをお迎えする前にチー坊宛に書いた手紙がスマホのメモに残っていたのを見つけたからです。
そしてヴァレも8/1でもうすぐ一歳。9/1にはチー坊の一周忌が待っています。
一つの節目として。
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(昨年11月ごろに書いたらしい手紙)
チー坊、あなたに会いたいよ。両手でふんわりと抱きしめてあげたい。またあなたを撫でて、ふわふわの毛並みに顔を埋めたい。
一生懸命に私を見つめた最期の眼差しが忘れられない。あなたがずっと一緒にいたいともがいていたことを、私はずっと覚えています。
あなたの名前を声に出して呼ぶことがほとんどなくなって、もういないことを実感しています。でも、部屋にまだあなたがいた名残があります。毎日動画や写真を見ながらあなたを思い出して泣くようになりました。あなたが会いに来てくれているのかな。姿が見えないことがとても寂しいです。
もうすぐ新しい家族が来ます。とても可愛くて、どんな風に成長していくのか楽しみです。健康で強く育ってくれることを願ってヴァレと名付けました。チー坊ももしかしたら分かっているのかもしれない。
新しい家族を迎えることで、その子との思い出が生まれて増えていく。あなたがいた場所はその子で上書きされて、いつしか写真とお骨と、少しの遺毛とおひげだけが残るのでしょう。それでも私はあなたとの思い出を忘れない。それはずっと残り続けます。いつまでも愛してるよ。あなたとの時間はかけがえのない宝物です。
私はこれからも宝物を増やして、あなたにいつかまた逢える日を楽しみにしています。
その時はまた両手で抱きしめさせて。あなたの暖かい色の毛並みと鍵しっぽが大好きです。そして、あなたの優しい眼差し。
ずっとずっと大好きです。
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という手紙を書いていました。
チー坊、今少しは安心してくれてるでしょうか。ヴァレはもう6.2kgになりました。既にでけぇです(7/22現在)
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