野良猫が、保護する活動です。
エーッ???
主役はこいつです。名前はマル。

先の日記に少し登場した、野良猫保護地のオス猫です。
怖い顔をしていますが、子猫思いの優しい猫です。
捨てられた子猫を、親代りになって世話をしています。
子猫は、茶トラのオス。
捨てられた当時は、生後1ヶ月半ほどでした。
あれから一月半ほど経ちました。
子猫はずいぶん大きくなりました。
相変わらずマルから離れません。

新しい二匹の子猫が加わりました。やはり捨て猫です。

白キジの、よく似た姉妹です。
この2匹も、マルが世話をしています。
皆でごはん。

白キジの一匹は里親さんが決まり、人間社会に戻りました。
もう一匹は、マル達と一緒に野良猫保護地で暮らしています。

白キジは小さいので、里親を希望する人がいれば、家猫に戻すかもしれません。
茶トラは、このまま野良猫として生きたほうが幸せだと思います。
先の日記「貴重な野良猫の生態1」の「3.よその子を我が子として育てる猫」で、メス猫がよその猫を我が子として育てることを紹介しました。
捨てられた子猫が自力で生き抜くのは不可能に近いことは、容易に推察できると思います。
野良猫が、オスもメスも、そのような子猫たちを保護するのです。
人が捨てた猫を、野良猫が保護する。
野良猫は、哀れな生き物でも可哀想な生き物でもありません。
哀れなのはむしろ人間の方じゃないでしょうか?
弱いものを守り、助け合って続いてきた野良猫社会は貴いです。
私達は身近でそれを見ることが出来ます。
野良猫から多くのことを学べます。
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