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亡くなる数日前「お外の世界にさよなら」
いつもと違う静かに外を見ていました。
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亡くなる二日前「ごはんとのサヨナラ、そして妹に譲る」
優しい顔でずっとマロコを見てました。
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亡くなる前日「帰省した実娘に甘える」
家を出ていた娘がやっと間に合いました。実娘が大好きなグルでした。
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亡くなる数時間前…
静かに声も出さず最後の命の灯をゆっくりとゆっくりと
これが本当にグルを撮影した最後の画像です。
ずっと、この目を顔を見るのが辛かった。
あなたのガンを消すための治療があなたを苦しめたようで。
でも今やっと、彼が静かに優しい目をしている気がする…
自らの命の死を受け入れているような…
この少し前に私は彼を撫でながら
「幸せだった?いっぱいおいしい物食べられた?愛してるよ」
と伝えた途端に、彼が大粒の涙を流しました。
だから最後は辛くても彼が生きていた証拠として写真を撮ろうと…
トトの時は辛すぎて画像を残せずトトの思い出は少ないからこそ
グルの時は残そうと決めていました。
けれど私は辛くていまだに涙が止まらずこれを書いています。
きっとグルは「かかさん泣くなにゃ!!笑えにゃ!!」と怒るはずです。
いまだに娘は「うちのグルやっぱ最高だった」と事あるごとに言います。
私もそうです、こんなに愛しくて大事な息子はいなかった。
だから私は前を向いて顔をあげます。
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あなたが生きて私の元に来てくれて良かったありがとう。
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