11月11日

2023年11月13日(月) 103 / 2

今日は日中泥のように眠ってしまい、行動が遅くなってしまった

起きたのはお昼前
携帯を見て焦る。しまった

急いで起きて携帯の確認
掲示板に期待を寄せるが、そんな思い虚しく返信はないまま

『…今日は何すればいいんだろう』
そう呟きながらTwitterを開き少しマイナスな発言をしてしまう

するとフォロワーさんから返信

『チラシ作ってますか？』
『チラシ…』

居なくなった時に作ろうか迷ったけど親に『迷惑になる』と言われて辞めた結果、即席の画像作って回ったっけ…

『まだ作って無いです』と返信すればすぐ返る返信
『チラシ作りましょう。チラシ見た方が保護しよう。手伝おうという方が居るかも知れませんよ』

『…』
そうだもうなりふりかまってられない
生きてたら誰しも迷惑かけるもんだ

『LOST PETさんで作れますよ！私近くに印刷所無いか探してみます』
と返信返信が来ていた
自分の地域でも無いのに、一生懸命探してくれてとてもありがたい…
フォロワーさんが協力してくれてるんだ。俺が諦めてどうすんだ

チラシを作っては確認してもらう
最終的な形になりいざコピー

しかしうちにはコピー機が無いため近くのコンビニに
とりあえず20枚印刷し終終わり、コンビニにも張り紙をして貰う

車に戻るとTwitterの返信が来ていた

『近くに土曜でもやってる印刷所さんありますよ！！』
教えていただいた印刷所に連絡し急いで向かう

快く印刷して頂き、インスタでも拡散していただけることに！！！
本当にありがたすぎる…

できたチラシを持って近所に配り歩く
一時間、隠れられそうなところがないか確認しながら歩き回った

家に帰り、チラシを配った場所を把握するため地図を開き印をつける

『やれることはやった。大丈夫』
そう自分に言い聞かせた

夜、疲弊した姿を見て『息抜きしよう？』と声をかけてくれる
その間に帰ってきたら？と考えたら『あー…』と言葉を濁していた
そんな俺の手を引く家族

約二時間の息抜き
頭のどこかにあずの心配はしていたが、息抜きにはなった

帰ってきて、さぁ晩御飯と席に着いた時だった

携帯が鳴る
画面には携帯の番号、恐る恐る出る

『…はい』
『あ、こんばんは』
『こんばんは』
『チラシ見て、Twitterから連絡しました』
『！わざわざありがとうございます』
『保護したとかじゃ無いんです。ごめんなさい。けれどこれから一時間位探そうかなって』

『…え！？』

思わず大きな声が出た
それに驚く家族

『な、何？？』

携帯を消音にし『これから一緒に探してくれるって！！』
『こんな寒い中！？』『ど、どこで待ち合わせ？？』

近くで待ち合わせをし合流する

お兄様とお姉様と合流した
『寒い中ありがとうございます！！！』
本当にありがたい

『いなくなった場所どこですか？』

最後に見た場所から二手に別れる
お父さんとお兄様、私とお姉様で捜索開始

お姉様と住宅地へ探し初めて数十分
お姉様が走ってきた
『最後見た所から近くの茂みに猫らしいもの見たらしいです』とのこと
走って向かう

途中、お父さんと合流しお兄様の元へ

『あそこの茂みに目が光ってるの分かります？動いてるんでこっちの様子伺ってます。自分が着けてるライト使って見てください』とライトを借りて茂みを見るとあずの黄緑色の目
光ったり、消えたりしている

名前を呼び近づくが、やはり外にいた期間が長く警戒して逃げてしまう

逃げた先を追いかけるが、今日見たのはそれが最後

お兄様とお姉様との約束の時間がきてしまい、再度集合

ライトはこれがいい、近くまで来てますね、など会話を交わし今日は終わり

近くまで来てる
けど、お家に入らないのはなんで？

…自分が仕事じゃなきゃ探しにいけるのに

君を見たのが4日目
君の姿を見たよ、おうち帰ろうよ
俺は君がいないとダメなんだよ

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