11月14日

2023年11月15日(水) 130 / 2

部屋にいると、あずがおもちゃや色んなものを持って来ていたのを思い出す
時には猫じゃらし、羽のおもちゃ…

一番好きだったのは、味道楽を持ってきた時

夜ご飯をあげ、部屋に戻った時に『飼い主もお腹空いてるに違いない』と2階に行く階段を味道楽を咥え持ってきてくれた
すごく嬉しかった

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朝起きて、日課になっている捕獲器の確認

『だめかぁ…』

何も入ってない空の捕獲器を見てげんなり
またかかってない事で、重たくなった手足を必死に動かす

道路をよく見る、今日もなし

そうなるとやはり気になる掲示板の書き込み
依然として返信は無い
メッセージを送りたいが、返信が来てない所を見ると見てないのか、やはり冷やかしなのか

どこにも当たる場所が無いため、とりあえず期待しないようにと思うことにした

今日も一日仕事が終わり帰宅

駐車場に母と父の車はあるが人が見当たらない
「？？」

とりあえず家に入り待つことに
すると裏から聞こえるあずを呼ぶ声

2人で探していたみたいだ
母はご飯の音を鳴らしながら、父はライトを照らしながら練り歩いていたようだ

それでも手がかりひとつ見つからなかった

家に帰ると敷地にご飯だけでも食べれるようにと別に置いてあった箱ハウスのごはんが減っているのを母が発見した

「ご飯減ってる！」
「え？！もしかしたらあず？！」
「カメラ仕掛けてないからなぁ…。あんまりしたいしない方がいいよ」
「けど、あずだったらいいな…」

もしかしたらまだどこかで生きてる…
そんな可能性を感じたら嬉しかった

君がいなくなって早くも1週間
ご飯食べたのあずかな？
どこにいるのかな
毎日寒くなっていくよ
暖かいところでご飯食べよう？

13 ぺったん