昭和７年に建てられた木造校舎。
過疎化により、平成３年休校、
平成12年廃校。
現在は地元保存会の皆さんによって
管理、保存され、
自由に見学できるようになってます。
その昔懐かしい木造校舎は、
映画のロケで使われたこともあります。
2007年９月の雨の日、
二匹の、
目が開いたばかりの子猫が
捨てられているのを
巡回していた駐在さんが発見。
地元住民の方々が
スポイトでミルクを与えてお世話しましたが
一匹は天国へ……
もう一匹は元気に育ち、
里親様を転々としたのち、、
学校のすぐ裏に住んでいた方が
引き取りました。
翌2008年春頃から、
学校に姿を現すように………
その後、
飼い主様が体調を崩されて
単身で引っ越すことになり、、
校舎の保存、管理をしていた
地域活性化協議会が面倒をみることに……
手が届かない高い峰ぐらい
美しくなって……という思いから、
『高峰』(たかね)と名付けられた猫ちゃん。
校内を自由気ままに歩きまわり、
時には見学者を案内したり、、
そんな姿からいつしか、
『校長先生』と呼ばれるようになりました。
当時、
校舎の保存活動が
資金難等の理由で危ぶまれていた時期、、
猫校長に一目逢いたいと、
沢山の人達が訪れるように
なったんだそうです。
僕が初めて、
たかね校長先生に逢いにいったのは、
2019年4月、、
車から降りると、
校庭に居たたかねちゃん、
すぐにお出迎えしてくれました😊
クツの上に重りみたいに
座りこんで動かなくなってしまい😅
ずっとここに居て！！
って言ってるのかな？
………なんて😊
木造校舎を見守るたかね校長先生
……………と僕🤣
２回目に逢いにいったのは、
去年4月……
我が家のうにちゃんが
旅立った翌年だった………
前回同様、、校庭で
お出迎えしてくれたたかねちゃんに、
たかねちゃん………
うにちゃん、死んじゃったよ……
って報告した。
もちろん、、
たかねちゃんがうにちゃんを
知るはずもなく、、、
でも、
たかねちゃんは
僕の気持ちをわかってくれる、、
そんな気がした。
僕がたかねちゃんに逢ったのは
それが最後になりました。
今年４月、、
たかねちゃんも高齢だから、
逢えるうちに逢いにいかなきゃ、、
って逢いに行ったんだけど、
いつもお出迎えしてくれたたかねちゃんに
今年は逢えなかった。
春頃から体調を崩しがち………
今年の猛暑で食欲も落ちて、
11月7日、
校舎に隣接する民家の軒下で
冷たくなっていたそうです。
16歳、天寿を全うしました。
僕は長野県をあちこちまわり、
片っ端から名物猫ちゃんに
逢ってきました。
看板猫ちゃん達、、
猫店長さん達、、
冠着駅のミイ駅長、
小林一茶記念館のうみ館長、
椋鳩十記念館のむくにゃん館長、
瑠璃寺のみゃあ2住職、
みんな可愛くて魅力的でした😊
でも、たかね校長先生は、
僕にとって何か特別だった。
初めて逢った時、
できることならこのまま、
ウチへ連れて帰りたい！！
って思ったよ🤣🤣
たった２回しか逢ってないけど、
大好きだったし、
天国へ旅立ったことを知って
涙が溢れました。
仕事中😅
沢山の人達に愛されたたかねちゃん。
人間が大好きだったたかねちゃん。
学校が大好きだったたかねちゃん。
校庭の桜の木の下に
お墓を作ってもらい、
そこで眠っているそうです。
たかねちゃん、お疲れ様。
ありがとう😊
ゆっくり眠ってね、
来年、
桜が咲く頃、逢いにいくよ。
ちゅーる持って😊
お気に入りの写真😊
木造校舎と桜の花、
それを見守るたかねちゃん。
(2019年4月5日撮影)
ぺったん したユーザ
ぺったん
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