私達がほとんど知らない、野生動物の生き方を見せてくれます。
野生の世界は野蛮なものではなく、家族や社会があり、愛情に満ちています。
2023年6月茶トラの子猫が、野良猫保護地に捨てられました。
オス猫マルが親代わりになって子猫を育てました。
子猫はカラスによく襲われます。マルは子猫を守りました。

2023年8月。子猫はすくすくと育ちました。

2023年11月、茶トラの子猫はこんなに大きくなりました。
もうマルと大きさが変わりません。

そして2023年12月、キジトラの子猫が捨てられました。
生後2ヶ月程、茶トラが捨てられたときと同じ位です。

マルに育てられた茶トラは、今度はキジトラの子猫の世話をするようになりました。

助け合って生きている野良猫達、素晴らしいと思いませんか?
猫の生態は分かってないことが多いです。
生態学の通説ではオスは子育てしない。オスが子猫を食べるという俗説まであります。
しかし、マルも茶トラもキジトラもオスです。
野良猫社会は、猫の生態を知る上で学術的に非常に重要です。
学術的な事以上に、野良猫が見せてくれる感動的な光景は貴重です。
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