
昨年の12/29のこと。
まるちゃんのしっぽにぷっくりと膨らみが指に当たりました。
年が明けて動物病院に診察に行き細胞診の結果、良いものではなさそうとの事でした。
普通なら直ぐに切除の方向なのですが、
まるちゃんには気管支炎と腎不全の持病がある為、手術は非常にリスクが高いという説明でした。
腫瘍だけど手術で除去できない、どうしたら良いんだと泣くしかなかったのですが、まるちゃんは大学病院に籍があるからそちらで話を訊いてみたいと思い、診てもらうことにしました。

検査の結果『毛芽腫』という良性の腫瘍の可能性がきわめて高いことが分かりました。
初めて聞くワードで電話口で「もうがしゅ…」と復唱してしまいました。
ただ100%安心というわけではない為手術で除去して分析し特定する方向でお話が進みました。
主治医の先生が外科の先生と相談してくださりまた連絡が来る予定ですがおそらく手術してもらえると思います。
診察の時に大学病院で「手術できます」ときっぱり言って貰えた時は本当に救われました。
何度か聞き返しましたが「問題なくできる」とおっしゃり、ようやく安心感が私の心に広がりました。

最初に診察して貰った動物病院ではリスクが高いと言うことで決めきれず、先生の猫ならどうしますかと訊いてしまいました。あまりしていい質問と思えませんが、本当にどうすれば良いのか分からず方向を見失ってしまった。先生は難しいですねと言うに留まり私も言葉が出ず…

まるちゃんの頭頂部にはおできがあります。
これは悪いものではないから取る必要もないとのことでそのままにして来ました。避妊手術の頃にはまだありませんでした、いつの間にかできていて少しづつ大きくなり今は止まっています。これと同じものなんじゃないかと最初は考えました。
一方でずっとブログで見ていた猫ちゃんの事を思い出しました。ある日脚に出来物を見つけ病院で診て貰うと悪性の腫瘍だったというものです。飼い主さんは治療をがんばったけど猫さんは天国へ旅立ちました…。

まるちゃんは飼い主を踏んだり膝に乗ったりするのに10年くらいかかりました。
今でも月に一度有るか無いかのレアデレですから、乗ってきてくれると私も喜びに震えます🥰
普通に駆け寄って来て尻トンをせがむなどはデフォルトデレなのですけど、人に乗るのは本にゃん的に御法度のようです。
わずか3.2㎏ほどの小さな猫ですが、私を14年支えてくれた大きな存在です。
まだまだ甘えてもらいたい、長生きしてくれないとです。
気管支炎と腎不全、更に今回毛芽腫が加わり、まあまあの持病持ちですが元気です。
大学病院と繋がりがあり本当に有り難かったです。
因みに腎不全とハッキリ云われたのですが、今は療法食を食べているのみで、投薬も点滴もしていませんし、手術が出来るのなら軽度なのだと思います。
『毛芽腫』
https://www.idexxjp.com/manual/skin03/
毛芽腫の説明は4項目にあります。
完全切除によって治癒する病変、と明記されています。
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