その事例を紹介し、マイクロチップの健康上の問題を説明します。
それにも関わらず全犬猫に義務化しようとする、国の問題に言及します。
1.マイクロチップが引き起こす病気
マイクロチップは歴史が浅いので、生体に及ぼす長期的な影響はデータが出ていません。
しかし、マイクロチップが原因と見られる症例は、海外で少なからず報告されています。
それをわかりやすくまとめた日本語の文献がありました。
「子犬の部屋 犬と猫のマイクロチップ・完全ガイド-副作用の具体症例」
詳しくはこちらをご参照下さい。https://www.koinuno-heya.com/microchip/index.html#five-two
要約すると、主要な病例は下記に分類されます。
①線維肉腫、脂肪肉腫など各種悪性腫瘍。
②肉芽種、皮下腫瘍など各種腫瘍。
③四肢不全麻痺などの運動障害、脊髄障害
これらは、マイクロチップ周辺部位で発症、或いはマイクロチップとの因果関係が強く疑われるものです。
著者はまた、「ネガティブなデータは国が都合よく隠蔽する可能性がある」と注意喚起しています。
2.おかしな犬の二重登録
犬は狂犬病予防法により、市町村に登録し、鑑札と注射済票を装着することが義務付けられています。

鑑札は、目に見えないマイクロチップよりも、ずっと役に立ちます。
迷子になっても、野犬ではなく飼い犬だとわかります。飼い主が見つけられます。
鑑札があれば、マイクロチップなんて必要ないでしょう?
鑑札の登録情報は、市町村が管理します。
マイクロチップの情報は、国が管理します。
二重に管理する必要がどこにあるのでしょうか?
何故、国が管理したいのでしょうか?
すでに市町村が管理している事を、更に国が集中管理しようとするのは、犬猫・飼い主の利益とは別の目的があるように思えます。
GPS付きの首輪なら、迷子になっても追跡できます(マイクロチップではできません)。

3.全犬猫にマイクロチップ義務化いう異常。
冷静に考えれば、異常だと分るんじゃないでしょうか?
犬は鑑札が十分役立っているのに、わざわざチップを埋め込む必要がどこに有るのでしょうか?
マイクロチップは、使いたい飼い主が使えばよいと思います。
国民は、正しい情報が与えられていません。
マイクロチップは迷子発見の役に立ちません。
マイクロチップを義務化している国が、動物愛護先進国というのは間違いです。
そしてマイクロチップは安全とは言えません。

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