リリースせざるを得なかったトラちゃんとの信頼関係が心配でした。
怖い思いをさせてしまったので。
夕方呼ぶと出てきてくれたトラちゃん。ちゅーるを上げて様子見すると、絞り出すそばから食べてくれて一安心しました。
さて、わたしはトラちゃん捕獲、不妊去勢手術を諦めたわけではありません。
今回の作戦は、どんな猫にも対応可能ではありませんが、トラちゃんなら可能かも、とトライを決めました。
まずかなり大きな洗濯ネットを購入。
あ、脱線します。2年前の春と言えば国の制度が変わり、普通は、4月第2週くらいには申請できる野良猫の不妊去勢手術の助成金が中々申請出来なかったはずです。わたしの住む都市ですと、助成金が出てわたしの負担金は6千円のはずでした。ですが、申請出来ない日々が続き、家猫ちゃん達が手術した病院は、助成金無しだとかなりな高額になります。なので、例によってボランティア団体さんから教えていただいた別の病院にお願いする事にしました。そこなら、通常(普通の家猫の不妊去勢手術を意味する)の手術でも7千円、耳カットが3千円とお聞きして、安さにビックリ‼️その上痛み止めのお薬も出してくださる。しかも1泊様子見してくれる。後日、クロロの去勢手術時、ここの病院を使うべきだったと後悔しました。理由はまた後日。脱線終わり。
時期は4月終わり頃、つまりゴールデンウィークに入る頃です。
搬入出来る日程の確認。その病院は、ゴールデンウィーク中でも、搬入出来る日が何日かありました。
協力者(この時は長男30歳越、GWで長期休暇中)の確保。
厚手の手袋を2人分購入
準備を終えて、いざ、捕獲作戦の実行です。
まず、数日、抱っこの練習と、会った事の無い長男が近づいても逃げないように慣らします。
トラちゃんは、嫌がる素振りはありましたが、何とか抱き上げるのに成功。
長男の顔を見ても逃げない程度に慣れました。
そして、搬入予定のその日、長男と一緒にトラちゃんに近づいていき、見えないように長男は、洗濯ネットの口を広げて待機。抱き上げたトラちゃんを洗濯ネットに入れるのに成功しました‼️
長男は、トラちゃんの爪が食い込み流血しましたが、黙って頑張ってくれました。感謝感謝です。
トラちゃんは、洗濯ネットの中で大暴れして、爪で何ヶ所か、穴は開けましたが出られる穴ではありません。
念の為、洗濯ネットに入れたまま、キャリーケースに入れて一旦自宅に戻りました。
色々な野良猫ちゃんがいますが、トラちゃんは、どちらかと言えば、大人しく、人馴れしている猫です。
野良猫としては、悪い人(猫とにって)にでも擦り寄ってしまう可能性があり、よろしくない部分も多々ありますが、今回の捕獲作戦には有効な性格でした。
どんな猫にでも通用する手段ではありません。
猫が好きな皆さんはご存知だと思いますが、野良猫に餌やりするのは違法行為ではありません。
ですが近隣住民とのトラブルになりやすく、不妊去勢済の地域猫に関しても苦情は、かなりあります。
わたしがトラちゃんや、他の外猫ちゃん達を怖がらせてまで不妊去勢手術をしようとするのは、TNRが環境省のある意味お墨付きのプロジェクトだからです。
わたしの感覚では、国が認めて推進している制度、という事です。
穏便なのは大切ですが、近隣住民に対して説明したり、理解頂く為の第1歩として必要と考えています。
増える可能性のある猫に対して、餌やりを続けるのは多産必須の猫に対して不適切だと思いますし、より一層、外で暮らすしかない猫達を窮地に追い込みかねません。
何度も餌やりするなら不妊去勢手術して、とりあえず、国の制度に当てはまる猫としてある意味合法的(だとわたしは思っている)に餌やりをしたくて、怖がらせてごめんね、と思いつつ、捕獲しているのです。
トラちゃんは都合3回捕獲しています。
今回は2回目、トラちゃんは、動物病院に搬入されました。次回日記に続く。

びっくり顔のトラちゃん♡♡
雷雨です(´;ω;`)
夕方上がる予報ですが、松林は水浸しだと思われます。
捕獲機設置はどうするか、考え中のわたし。
クロロ、、何が何でも元気でいて。
クロロは、わたしがクシャミしても飛び退く警戒心強めの子。
悪い人に捕まったりしていないよね❓交通事故にもあってないよね❓雨が酷いけど濡れない場所にいるんだよね❓心配でたまらないけど、クロロの生命力を信じて、わたしも頑張って探すから、戻ってきて‼️クロロ、待ってるよ。
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