にゃん太郎に餌を上げる事には、やはり抵抗がありました。
色々調べると、野良猫に餌をあげる行為は、違法行為では無いという事で。
それなら何故、野良猫に餌をあげてはいけない、と、言う人がいるのか更に調べると、野良猫に餌をあげると、増えたり、色々な被害をこうむる人がいて、トラブルになり、下手をすると訴えられる、、、との記載をみつけ。
でも、買ってみたもののウチの猫にゃんずは好き嫌いもあり、全員食べないフードが結構沢山余っています(その頃だけ)
もったいないお化け(n꒪꒳꒪n)が取り付いているわたしは、捨てるのも忍びなく、それなら飢えずに済むように、野良ちゃんにあげてしまおう。。。と思い至り、コソコソ早朝にゃん太郎を探して餌やりをするようになりました。
それでもやはり、このままではいけない‼️と思ったわたしは
茶々丸を譲渡してくださったボランティア団体さんの担当者に相談しました。
茶々丸を譲渡された時、正式譲渡されてから1年は、連絡ください的なお話があったと記憶しています。
連絡も入れていましたし、今もクロロの件やら何やら、猫の困り事は、よろず相談してしまっています(>ㅿ<;;)
知識や経験がわたしよりも豊富だと思われる方が、多数在籍しているボランティア団体さんなので、担当者以外の方も、知識を寄せ集めてお返事下さるので助かっていますm(_ _)m
保護しても飼える状況では無い事(茶々丸はまだ子猫でしたし、真緒と上手くいっていなくて住み分けしていてスペースが無かったのです)餌やりは続けたい事etc.....
そこで初めて、さくら猫ちゃんの事を知りました。何となく知っていた気もしますが、ちゃんと認識して、現実の目の前の話として理解したのは、間違いなくその時です。
捕獲して、不妊去勢手術する。リリースして餌やり等のお世話。TNRについても初めて知りました。
さて、知識を仕入れた所で、にゃん太郎を捕獲出来るかどうか考え始めたわたしですが、アレ⁉️アレレ⁉️
餌やりしながら確認すると、にゃん太郎の耳は、既にさくらカットされていたのです(^-^; )アララ
そうなると、他にも餌やりさんがいる可能性は高く、下手に餌やりしない方がいい、というアドバイスも貰い、どうしようか考えていました。
にゃん太郎は既に、わたし=ご飯をくれる人(ウチの猫達が食べないフードは、hillsとか、結構お高い系のフード。無駄に捨てたくなかったのも、そのせい🌀🌀にゃん太郎は大好きでよく食べてました)と認識し、決まった場所で待っているようになっていました。居ない時も、どこからか現れて後ろから先回りしていつもの場所に向かいます。
小さめの工場のような建物の隙間で毎日同じ時間帯に待ち合わせている感じ。
そうなるともう、可愛くてたまらない(⑉• •⑉)❤︎
そんな日々が続く頃、座り込んで餌やりしていると、ある初老のご婦人が声をかけて来られました。
Mさん(お互い名乗らなかったので後で知る)は、にゃん太郎の保護者であり、過去のお話を沢山してくださいました。
数年前、近場に猫好きのおばあさんがいて、野良猫に餌やりをしていた話。人を雇ってまで餌やりをしていたが、お年寄りのため、施設に入る事になり、引き継ぐ人は居なかった。Mさんは猫好きで猫を飼っていた関係もあり、何匹かの猫が助けを求めてきた。猫がいる家には猫の食べ物があるので、賢い野良猫達は猫のいる家が分かるらしいとの事。そして、Mさん家族は家に来るようになった野良猫達数匹を捕獲してTNRした。その中の1匹がにゃん太郎(ママちゃん)で、TNRする前に出産。少なくとも2匹の子猫の母親だった話。1匹は、前出の小さな工場のどこかで出られなくなり、気づいた時には餓死してしまっていた事。もう1匹はにゃん太郎より大きく成長したが、交通事故にあってしまい、にゃん太郎は、カラスや車から我が子を守ろうと、遺体を側溝の中に必死に引きずって行った事。我が子は自分より大きくなっていたのに、それはもう必死で。亡くなっている事実に気づいていたのかいなかったのか、そこまでは分からないものの、にゃん太郎は2匹の子を失ってしまった母猫だったのでした。
Mさんのお宅は、にゃん太郎に餌やりした場所から良く見える所で、50mも離れていません。
家→空き地→狭めの道路→工場で本当に近いのです。
Mさんのお宅の前の道路を渡るとF広場。
工場側と反対側には中くらいの工場の広めの駐車場。
人家より空き地や畑が多い区画です。
朝早くににゃん太郎は家を出たがるそうで、それはわたしに逢いに来るためらしく、Mさんは快く餌やりを許可してくださいました。
餌やりしていた工場の方とは、お話した事はありません。ですが、猫好きの方がやっているので大丈夫との情報は得ていました。
にゃん太郎と知り合って、Mさんが数年前に手術した猫の1匹、ボンタ♂(黒猫に見えるが近くで見ると縞模様が入っている。柄としては雉虎なのか鯖虎なのか?)とも知り合い。ポンタはYさんという方が餌やりしている猫で、YさんにはF広場で話しかけられ知り合いになりました。
こんな風に地域猫達と、その餌やりさんとも知り合って、散歩も南側中心となり、北側には行かなくなりました。
南に行けば行くほど、猫と知り合う。
今はウチの猫になっているトラちゃんともその後に知り合いました。
トラちゃんの話は以前日記にトラちゃん捕獲エピソードとして書いています。
トラちゃんと知り合う前に、ぶっちゃと呼んでいた猫とも知り合っていて、
この茶系というかオレンジ系のブチ柄猫が今は亡きぶっちゃで、横にいるのがトラちゃんです。
そんなこんなで、地域猫、さくら猫ちゃん等等の知識を得つつ、にゃん太郎と知り合って半年程経った2年前の春、真っ黒の小さな猫を見つけました。それが、クロロです。
クロロは最初に、にゃん太郎に餌やりしていた場所の真ん前にある家1軒分位の竹林付近に突然現れた野良ちゃんでした。
次回クロロとのエピソードに続きます🍀
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